チェルシーがFA女子スーパーリーグ(FAWSL)3連覇を達成した。


 FAWSLは最終節が8日に行われ、チェルシーは4−2でマンチェスター・Uを撃破。日本代表FW岩渕真奈が所属する2位アーセナルも2−0で勝利したが、勝ち点差「1」で逃げ切ったチェルシーが3年連続6度目のリーグ制覇を達成した。


 マンチェスター・U戦で2得点を挙げて優勝に貢献したのが、チェルシーのオーストラリア女子代表FWサム・カーだった。46分、こぼれ球に反応して左足で豪快なボレーシュートを叩き込むと、66分には胸トラップから振り向きざまに右足一閃。相手GKが前目の位置を立っていたのを見逃さず、ペナルティエリアの外から美しいミドルシュートでネットを揺らした。


 多くのファンは、カーの姿を男子チームのレジェンドだった元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏に重ね、英国のTwitterでは一時『Drogba』がトレンド入り。特にカーの2点目は、ドログバ氏が2006年12月17日に行われたエヴァートン戦で決めた豪快なミドルシュートを彷彿とさせる一撃だった。カーに対しては、「ディディエ・ドログバが生まれ変わった! サム・カーは非現実的なほど素晴らしい」、「ディディエ・ドログバは、このサム・カーのパフォーマンスを見て、どこかで嬉し涙を流している」などの賛辞が送られている。


 2020年1月からチェルシーでプレーしているカーは、今季20ゴールを挙げ、2シーズン連続でリーグ得点王に輝いた。また、2シーズン連続でリーグ戦20ゴール以上を挙げたFAWSL史上初の選手ともなった。



【動画】サム・カーの圧巻2発&ドログバの伝説的一撃(1分36秒〜)