プレミアリーグ第33節が10日に行われ、リヴァプールが敵地でアストン・ヴィラと対戦した。


 前節のトッテナム戦をドローで終えたリヴァプールは、優勝のために是が非でも勝ち点3が欲しい一戦。首位を走るマンチェスター・Cにプレッシャーをかけるためにも、勝利が絶対条件だ。トッテナム戦から中2日で迎える今節、スターティングメンバーにはフィルジル・ファン・ダイクやサディオ・マネらが入った。モハメド・サラー、チアゴ・アルカンタラらはベンチからのスタートで、南野拓実はメンバー外となっている。


 試合は開始早々にホームチームが圧力を強める。3分、左サイドでボールを持ったリュカ・ディニュがクロスボールを供給すると、ドウグラス・ルイスが打点の高いヘディングシュートを放つ。一度はアリソンに弾かれたものの、こぼれ球をD・ルイス自らが押し込み、アストン・ヴィラが先手を取った。


 負けられないリヴァプールもすぐに反撃へ。6分、セットプレーからの流れでゴール前が混戦になると、こぼれたボールがファン・ダイクの元へ。シュートはエミリアーノ・マルティネスに弾かれるも、流れたボールをジョエル・マティプが押し込む。攻勢を強めたリヴァプールが、わずか3分で試合を振り出しに戻した。


 その後は両者一歩も引かない白熱した展開となるも、28分にはリヴァプールにアクシデント。アンカーの位置でスタメン出場していたファビーニョがハムストリングを抑えて倒れ込み、プレー続行が不可能に。代わってジョーダン・ヘンダーソンがピッチに送り込まれた。


 32分には流れるようなパスワークからルイス・ディアスが背後へ抜け出し、パスを受けたマネがネットを揺らす。しかし、L・ディアスのポジションがオフサイドと判定され、得点は認められない。前半はこのままスコアが動かず、1−1で終了した。


 後半に入ると、リヴァプールがさらにギアを上げる。65分、途中出場のチアゴ・アルカンタラが激しいプレッシングでボールを奪うと、一気にスピードアップ。左サイドを抜け出したL・ディアスはステップを踏みながら、相手DFを抜き切らずに右足でクロスボールを送る。最後はマネがヘディングでネットを揺らし。リヴァプールが逆転に成功した。


 リードを奪ったリヴァプールだが、67分にはピンチが。オリー・ワトキンスのスルーパスに抜け出したダニー・イングスがGKと1対1となるも、リヴァプールの守護神・アリソンが防いでゴールを許さなかった。


 その後はリヴァプールが主導権を握りながら試合を進めるも、アストン・ヴィラも鋭い攻撃でゴールを脅かす。85分にはイングスが強烈な右足シュートでネットを揺らすも、オフサイドの判定でゴールとはならなかった。


 試合はこのままタイムアップ。リヴァプールが2試合ぶりに勝利し、首位マンチェスター・Cを追撃する勝ち点3を積み上げた。


 リヴァプールは14日にFAカップ決勝のチェルシー戦に臨み、17日にはプレミアリーグでサウサンプトンと対戦する。一方、アストン・ヴィラは15日にホームでクリスタル・パレスと激突する予定だ。

 

【スコア】

アストン・ヴィラ 1−2 リヴァプール


【得点者】

1−0 3分 ドウグラス・ルイス(アストン・ヴィラ)

1−1 6分 ジョエル・マティプ(リヴァプール)

1−2 65分 サディオ・マネ(リヴァプール)


【スターティングメンバー】

アストン・ヴィラ(4−3−1−2)

GK:E・マルティネス

DF:キャッシュ、コンサ、ミングス、ディニュ

MF:マッギン、ナカンバ(62分 チュクエメカ)、D・ルイス、コウチーニョ(69分 ブエンディア)

FW:イングス、ワトキンス(81分 トラオレ)


リヴァプール(4−3−3)

GK:アリソン

DF:A・アーノルド、マティプ、V・ダイク、ツィミカス

MF:ファビーニョ(30分 ヘンダーソン)、N・ケイタ、C・ジョーンズ(62分 チアゴ)

FW:マネ、ジョッタ、L・ディアス(71分 サラー)