◆■鹿島アントラーズ


【プラス材料】

 前節のサンフレッチェ広島戦でMFディエゴ・ピトゥカが本格的に復帰した。危険行為によるリーグ戦4試合の出場停止処分が明け、第11節のジュビロ磐田戦と前節は途中出場でプレー。試合勘の問題も感じさせない内容で、先発復帰が予想される今節にさらなる上積みが見込める点はプラス材料か。


 広島戦で無得点に終わったが、FW鈴木優磨とFW上田綺世の2トップも好調を維持している。0−3の大敗を反省と成長の糧にしようとする選手たちの姿勢も見受けられ、臨戦態勢は整っている。


【マイナス材料】

 広島戦で相手選手に踏みつけられ、途中交代したDF常本佳吾の状態に不安が残る。守備を中心に欠かせない右サイドバックとなっていたが、今節の出場は微妙な状況だ。


 また、チームの好調を支えたMF樋口雄太も出来がよくなかった。連戦+高い気温という厳しい状況下での影響と見られるが、北海道コンサドーレ札幌戦までに立て直すことができるか。


 チームとして今季は3バックや5バックの相手に苦戦しており、3バックを採用する札幌にこれまでの課題を克服できるかが焦点になる。


文:totoONE編集部


◆■北海道コンサドーレ札幌


【プラス材料】

 前節は京都サンガF.C.に1−0で勝利し、そこから中6日で鹿島アントラーズ戦に挑むことができる。


 ここ5試合は無敗で、5試合連続無失点中。J1での5試合連続無失点はクラブ史上最長だ。攻撃的なスタイルのチームが5試合連続無失点という堅守も見せるようになってきたとあって、チームとしてのレベルアップが感じられる。


 前節はDF岡村大八が先発に抜擢され、京都のFWピーター・ウタカを抑え込むなど存在感を示し、守備陣の選手層の底上げも果たした。FW興梠慎三とFW小柏剛が負傷離脱中ではあるが、チーム状態としては非常に良いと言える。


【マイナス材料】

 5試合無敗とチーム状態は良好だが、マイナス材料を挙げるならば得点力の部分だ。前節にしても、第10節の湘南ベルマーレ戦にしても得点はセットプレーからのもの。第11節のガンバ大阪戦に至っては多数のシュートを放ちながら無得点に終わった。チャンスを作りながらも決めきることができていないのが不安材料だ。


 もちろん、そこは興梠や小柏らストライカーの不在が影響しているが、今節に関してもその2選手は欠場濃厚のため、現状の顔触れで得点力の向上を模索しなければならない。引き続き、課題となることは同じだ。


文:totoONE編集部