ラ・リーガ最終節が20日から22日にかけて各地で開催され、今シーズンの最終順位が確定した。


 第37節終了時点で上位6チームが決定し、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権を巡って7位ビジャレアルと8位アスレティック・ビルバオが白熱の争いを繰り広げた。


 2017−18シーズン以来の欧州大会出場を目指すアスレティック・ビルバオは敵地でセビージャと対戦。逆転でのECL出場に向けて大一番に挑んだアスレティック・ビルバオは27分、DFユーリ・ベルチチェの豪快なシュートがネットを揺らす。しかしVARが介入し、直前のプレーでのハンドを取られ、ノーゴールの判定となった。次第にセビージャが試合を支配する時間が増えると、68分に背後のスペースを突かれて、先制点を許してしまう。ECL出場権獲得には最低でも引き分けに持ち込む必要があったものの、MFイケル・ムニアインやFWイニャキ・ウィリアムスを擁する攻撃陣があえなく撃沈。試合はこのまま0−1で終了し、欧州大会への道は閉ざされてしまった。


 今季のチャンピオンズリーグでベスト4へ進出したビジャレアルは敵地でバルセロナと対戦した。勝利すればECL出場権を獲得できるビジャレアルは41分、DFアルフォンソ・ぺドラサが先制点を挙げると、55分にはMFモイ・ゴメスが追加点。その後、バルセロナの反撃を許さなかったビジャレアルは2−0で勝利し、ECL出場を確定させた。


 第37節終了時点で19位レバンテと20位アラベスのセグンダ降格が決定。熾烈な残留争いは16位グラナダ、17位マジョルカ、18位カディスが残り2枠を巡って、熱戦を繰り広げた。


 17位のマジョルカは敵地でオサスナと対戦。勝利すれば残留が決定するマジョルカは47分、FWアンヘル・ロドリゲスのゴールで先制に成功すると、83分にMFクレマン・グルニエが残留を手繰り寄せる追加点を挙げた。試合はこのまま2−0で終了し、ラ・リーガ残留が確定。なお、MF久保建英の出場はなかった。


 18位カディスは敵地でアラベスと対戦した。第37節でレアル・マドリードから勝ち点1を奪ったカディスは76分、FWチョコ・ロサーノが先制点を挙げる。この1点を守りきり、勝ち点を「39」に伸ばしたカディスはグラナダの結果を待つことになった。


 第37節終了時点で勝ち点「37」の16位グラナダは、最終節で本拠地にエスパニョールを迎えた。勝利すれば残留が確定するグラナダに絶好のチャンスが訪れる。68分にMFアレックス・コジャドのクロスが相手選手のハンドを誘ってPKを獲得。しかし、FWホルヘ・モリーナがこのPKを失敗してしまう。その後も猛攻を仕掛けたグラナダだったが、最後まで1点が遠く、最終節で18位に転落。4シーズンぶりにセグンダ降格の憂き目にあった。


 最終節の試合結果、最終順位、個人記録は以下の通り。


◆■試合結果

ラージョ・バジェカーノ 2−4 レバンテ

レアル・マドリード 0−0 ベティス

バレンシア 2−0 セルタ

エルチェ 3−1 ヘタフェ

アラベス 0−1 カディス

グラナダ 0−0 エスパニョール

オサスナ 0−2 マジョルカ

バルセロナ 0−2 ビジャレアル

レアル・ソシエダ 1−2 アトレティコ・マドリード

アスレティック・ビルバオ 0−1 セビージャ


◆■順位表

優勝 レアル・マドリード(勝ち点86)

2位 バルセロナ(勝ち点73)

3位 アトレティコ ・マドリード(勝ち点71)

4位 セビージャ(勝ち点70)

──────CL出場圏──────

5位 ベティス(勝ち点65)

6位 レアル・ソシエダ(勝ち点62)

──────EL出場圏──────

7位 ビジャレアル(勝ち点59)

──────ECL出場圏──────

8位 アスレティック・ビルバオ(勝ち点55)

9位 バレンシア(勝ち点48)

10位 オサスナ(勝ち点47)

11位 セルタ(勝ち点46)

12位 ラージョ・バジェカーノ(勝ち点42)

13位 エルチェ(勝ち点42)

14位 エスパニョール(勝ち点42)

15位 ヘタフェ(勝ち点39)

16位 マジョルカ(勝ち点39)

17位 カディス(勝ち点39)

───────降格───────

18位 グラナダ(勝ち点38)

19位 レバンテ(勝ち点35)

20位 アラベス(勝ち点31)

※勝ち点が並んだ場合は、当該チーム間の対戦成績で順位を決定。


◆■個人記録

ピチーチ賞(得点王):カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード) 27得点

サラ賞(スペイン人最多得点者に与えられる賞):イアゴ・アスパス(セルタ) 18得点

サモラ賞(1試合あたりの平均失点数が最も少ないGKに与えられる賞):ヤシン・ブヌ(セビージャ) 平均失点率0.77