ローマは14日、元セルビア代表MFネマニャ・マティッチの完全移籍加入を発表した。契約期間は2023年6月30日までの1年間で、フリートランスファーでの加入に。背番号は慣れ親しんだ「21」に決定している。


 マティッチは1988年8月1日生まれの現在33歳。2004年に母国セルビアでプロデビューを果たすと、スロヴァキアのコシツェを経て、2009年8月にチェルシーへと完全移籍で加入した。フィテッセへのレンタル移籍、ベンフィカへの完全移籍を経て、2014年1月にチェルシーへと再加入。当時指揮を執っていたのはジョゼ・モウリーニョ監督だった。チェルシーでは公式戦通算で154試合に出場するなど主力として活躍し、2017年7月に“恩師”のモウリーニョ監督が率いるマンチェスター・Uへと完全移籍した。


 マンチェスター・Uでも定位置を確保し、長きに渡って主力として活躍。2021−22シーズンはプレミアリーグで23試合に出場していた。クラブとの契約が2022年6月30日までとなっていたことから、同シーズン限りでの退団が決定。5シーズンの在籍で、公式戦通算189試合出場4ゴールを記録していた。


 ローマを率いるのは、かつて2クラブで共演したモウリーニョ監督で、今回は3度目のタッグ結成となる。マティッチはローマのクラブ公式HPで「このクラブに加入できたことを誇りに思う。新しいチームメイトとシーズンを始めるのが待ちきれないね。ローマは素晴らしいクラブで、熱狂的なファンがいる。加えて、モウリーニョという誰もが知っている監督もいる。クラブの皆で力を合わせて、何か大きなことを成し遂げたい」と話し、“恩師”の存在に触れながら新天地での意気込みを語った。


 2021−22シーズン、ローマはセリエAを18勝9分11敗の勝ち点「63」で6位フィニッシュ。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では記念すべき初代のチャンピオンに輝き、クラブとして初めてUEFAが主催するメジャータイトルを獲得していた。来季はヨーロッパリーグ(EL)に参戦する。



【動画】ローマがマティッチ獲得を発表