ユヴェントスへとレンタル移籍していたスペイン代表FWアルバロ・モラタは、2022−23シーズンからアトレティコ・マドリードへと戻ってプレーすることとなるようだ。スペインメディア『アス』が16日に報じている。


 モラタは2020年夏に2年間のレンタル移籍でユヴェントスへと加入した。加入1年目から安定した出場機会を確保し、公式戦44試合に出場して20ゴールをマーク。2021−22シーズンも引き続き主力に君臨し、セリエAで35試合に出場して9ゴールを挙げていた。


 2シーズンの活躍を受けてユヴェントスは買い取りに動いており、特にマッシミリアーノ・アッレグリ監督がモラタ残留を強く希望していることが報じられていた。しかし、クラブにとっては最後まで金額面がネックとなった模様だ。モラタの買い取りオプションは3500万ユーロ(約49億円)となっていたものの、ユヴェントスはこの金額に難色を示したという。今オフに使える資金の関係上、ユヴェントスは「1500万ユーロ(約21億円)+選手の譲渡」という条件を望んでいた。しかし、アトレティコ・マドリードはこの条件を受け入れることができず、交渉は破談に終わったようだ。


 この結果、モラタはアトレティコ・マドリード復帰が既定路線になっている。2年前にアトレティコ・マドリードを去った際にはディエゴ・シメオネ監督との関係が冷え切っていると伝えられていたが、今回は状況が異なるという。クラブはウルグアイ代表FWルイス・スアレスの退団で実績のある“9番”が不足しており、モラタ以上の選手は市場に存在しないと判断したようだ。『アス』は「ユーヴェでの2年間で自信を手にしたモラタを見て、チョロ(シメオネ監督)は自身の考えを改めている」と伝えた。


 既にモラタは新シーズンをラ・リーガで過ごす決意を固めているようだ。今冬には2022FIFAワールドカップカタールが控えており、モラタはルイス・エンリケ監督のファーストチョイスとして重宝されている。アトレティコ・マドリード復帰後は熾烈な定位置争いが予想されており、ワールドカップに向けて出場機会を減らすわけにはいかないだろう。