レアル・マドリードで思うような結果を残せていないセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチは、今オフにレンタル移籍に出る可能性が高いようだ。スペインメディア『アス』が19日に報じている。


 ヨヴィッチは2019年夏にフランクフルトからの完全移籍でレアル・マドリードへとやって来た。移籍金は6000万ユーロ(当時のレートで約71億円)。クラブの新たなストライカーとして期待されていたが、2019−20シーズンはラ・リーガ17試合出場2得点という成績に。翌シーズンはさらに出場機会を減らし、冬の移籍市場で古巣のフランクフルトへとレンタル移籍していた。スペインへと復帰した2021−22シーズンも復調することはできず。公式戦19試合に出場したものの、そのほとんどが試合終盤からの投入で、わずか1ゴールという成績にとどまっていた。


 レアル・マドリードは新シーズンに向けた構想にヨヴィッチを含めておらず、今夏の売却を推し進める模様だ。現時点ではレンタル移籍での退団が濃厚となっている。そんなヨヴィッチに関心を示しているクラブがフィオレンティーナだ。セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチがユヴェントスへと移籍してからは絶対的なストライカーが不足しており、ポーランド代表FWクリシュトフ・ピョンテクとブラジル人FWアルトゥール・カブラルのパフォーマンスには満足していないという。ヨヴィッチについては買い取り義務の付随したレンタル移籍で獲得することを検討していると報じられた。


 また、ベシクタシュもヨヴィッチの獲得を検討しているクラブの1つだという。既に1年間のレンタル移籍でのオファーを提示しており、レンタル料は150万ユーロ(約2億1000万円)という条件だったようだ。しかし、ヨヴィッチの行き先はフィオレンティーナになる可能性が高く、ベシクタシュにとっては難しい交渉になる可能性が高いとのこと。ベシクタシュはヨヴィッチ以外にもストライカーの獲得を検討しており、レアル・マドリードとの交渉を長期化させる意思はない模様だ。


 ラ・リーガの舞台で期待されていたほどの活躍を見せられていないヨヴィッチは、どのクラブへのレンタル移籍を決断するのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。