ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、所属するレアル・マドリードとの契約延長に近付いているようだ。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 現在21歳のヴィニシウスは母国のフラメンゴでのプレーを経て2018年7月にレアル・マドリードに加入。キレのあるドリブル突破を武器に同クラブでここまで公式戦170試合に出場し、36ゴール43アシストを記録。数々のタイトル獲得に貢献している。とりわけ21−22シーズンは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝リヴァプール戦で決勝点を記録するなど、公式戦52試合で22ゴール20アシストを記録する大活躍を見せた。


 レアル・マドリードとの契約は2024年6月までとなっているヴィニシウスだが、この度レアル・マドリードとの契約延長に前進したようだ。同紙によると、年棒1000万ユーロ(約14億円)+ボーナスという条件での2026年までの契約、または年棒1200万ユーロ(約17億円)での2027年までの契約どちらかが締結される見込みとのこと。また、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約解除金は10億ユーロ(約1416億円)に設定される見通しで、すでに契約延長の準備は整っており、7月にも契約延長が正式に発表されるようだ。


 ヴィニシウスに対しては、マンチェスター・Cやリヴァプール、チェルシーといった強豪クラブが獲得に乗り出していたとも報じられている。『マルカ』は、その中でもパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得を強く望んでおり、実際に巨額のオファーを提示していたと伝えている。同紙によると、PSGはヴィニシウスに4000万ユーロ(約56億円)の年棒を準備していたとのことで、この金額はヴィニシウスの現年棒の約12倍、レアル・マドリードが準備した新契約の年棒の約4倍に及ぶ金額とのことだ。ヴィニシウス本人は、こうしたオファーに感謝しつつも、「オファーを受けるつもりはない」とレアル・マドリードへの残留を強く望んでいたとされている。


 レアル・マドリードとの契約延長が濃厚となったヴィニシウス。果たして来シーズンはどんなプレーを見せてくれるのだろうか。