アーセナルは先日、イングランド人FWエディ・エンケティアとの契約延長を発表した。2021−22シーズンはプレミアリーグ終盤の7試合で5得点を記録する活躍を見せたエンケティアは、2022−23シーズンに背番号「14」を付けプレーすることになった。この背番号「14」はアーセナルでは特別な意味をもつとも言われる重要な背番号で、これまでもクラブ史に名を残すような選手が着用してきた。イギリス紙『デイリー・ミラー』は18日、1993年以降にアーセナルで背番号「14」を背負った経験がある4選手を紹介している。


[写真]=Getty Images

※カッコ内は(着用期間)


◆■マーティン・キーオン(1993〜1999年)


 トニー・アダムズ、リー・ディクソン、ナイジェル・ウィンターバーンらとともに「フェイマス4」と呼ばれたディフェンスラインを築き、アーセナルの守備を支えたキーオン。1993年からティエリ・アンリが加入する1999年まで14番を背負いプレーした。アンリ加入後は背番号を5番に変更し、アーセナルでのプレーを続けた。アーセナルでは公式戦424試合に出場し、3度のプレミアリーグ制覇、4度のFAカップ制覇に大きく貢献した。


◆■ティエリ・アンリ(1999〜2007年)


 言わずと知れたアーセナルのレジェンドでクラブ歴代最多得点記録保持者。1999年夏にユヴェントスからアーセナルに加入し、鋭い突破や卓越したシュート技術を武器に得点を量産。アーセナルで公式戦376試合に出場し228ゴール106アシストを記録。2度のリーグ優勝、3度のFAカップ制覇に大きく貢献した。そんなアンリだが、同紙によると当初は14番を選ぶつもりはなかったとのこと。12番を選択しようとしたアンリだったが、その時12番はすでに他の選手が着用していたため、14番を選択したと伝えられている。


◆■テオ・ウォルコット(2008年〜2018年)


 アンリが2007年夏にバルセロナへ移籍し、2007−08シーズンは14番は空き番号となった。その07−08シーズンのリーグ戦で25試合に出場し、4得点2アシストと印象的な活躍を見せたウォルコットが、翌2008−09シーズンから14番を背負うこととなった。スピード感溢れるプレーでアーセナルの攻撃を牽引したウォルコットは2018年1月にエヴァートンに移籍するまで、公式戦397試合に出場し108ゴール78アシストを記録した。現在はサウサンプトンでプレーしている。


◆■ピエール・エメリク・オーバメヤン(2018年〜2022年)


 2018年1月におよそ6300万ユーロ(当時レートで約85億円)の移籍金でドルトムントからアーセナルに加入したオーバメヤン。エヴァートンへ移籍したウォルコットと入れ替わる形で14番を背負うこととなった。ドルトムントで通算141ゴールを記録した得点力をプレミアリーグでも存分に発揮し、アーセナルで公式戦163試合に出場し92ゴール21アシストを記録した。途中からはキャプテンも務めていたが、度重なる規律違反が報じられ、今年1月にフリーでバルセロナに移籍した。


 新シーズンから14番を背負うエンケティアも、これらの選手たちと並ぶような活躍を見せることができるのだろうか。