ユヴェントスが、パリ・サンジェルマン(PSG)退団が発表されているアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアの獲得を断念したようだ。23日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。


 現在34歳のディ・マリアは、2015年からPSGでプレーし、同クラブで公式戦295試合に出場し、93ゴール119アシストを記録。5度のリーグ優勝などに大きく貢献した。先日、PSGからの退団が発表されており、今夏の去就には注目が集まっている。アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラや、イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキの後釜としてユヴェントスへ移籍する可能性が高いとも報じられていたが、この度ユヴェントスがディ・マリアの獲得を断念したようだ。


 報道によると、ディ・マリアは現在、ユヴェントスへの移籍、バルセロナへの移籍、母国アルゼンチン復帰など様々な選択肢を慎重に吟味しており、家族との話し合いをおこなっている模様。すでに獲得オファーを提示したユヴェントスに対し、選択肢を考慮するための時間を要求しているとのことだ。しかしながら、ユヴェントスはディ・マリアからの明確な返事がない状態に苛立ちを覚えているようで、これ以上の時間を使うことはできないとして、今夏のディ・マリア獲得断念を決断したとされている。


 なお、ユヴェントスは代役としてサッスオーロのイタリア代表FWドミニコ・ベラルディをリストアップしたようだ。現在27歳のベラルディは2021−22シーズンのセリエAで15得点を記録するなど、確かな実力を兼ね備えている。しかし、サッスオーロとの契約を2024年まで残しているベラルディの獲得には、3000万ユーロ(約42億円)以上の金額が必要となるため、ハードルは低くないと同メディアは指摘している。


 果たして経験豊富なアルゼンチン代表アタッカーは、今夏にどのような決断を下すのだろうか。