JリーグYBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第1戦が3日に行われた。


 ホームに川崎フロンターレを迎えたセレッソ大阪は、小菊昭雄監督が新型コロナウイルス陽性でベンチ入りできず、高橋大輔コーチが代行で指揮をとることに。一方、新型コロナの影響で直近のリーグ戦をベンチメンバー5人(※うち3人がGK)で戦った川崎F。フィールドプレイヤー2人が加わってベンチメンバーは7人となり、山田新が初スタメンを果たした。前半はC大阪ペースで進んだが、守護神チョン・ソンリョンの活躍でしのいだ川崎Fが先制する。33分、宮城天のグラウンダークロスを受け取った脇坂泰斗が、華麗なターンから左足を振り抜きゴールに突き刺した。しかし、後半終盤にC大阪が追いつく。山中亮輔がピンポイントのアーリークロスを送り、抜け出したアダム・タガートが合わせて押し込んだ。試合はこのまま1−1で終了した。



 2日にトップチーム選手・スタッフ計9名の新型コロナウイルス陽性を発表していたアビスパ福岡は、エントリー下限人数を満たしたため、予定通り敵地でヴィッセル神戸と対戦。福岡はベンチメンバー4人、うちGK2人で試合に臨んだ。福岡は粘り強い守りで神戸に攻撃の自由を与えず、40分にワンチャンスをモノにして先制する。フアンマ・デルガドの落としを受けたジョン・マリが、ペナルティエリア手前で右足を振り抜き、強烈な一撃を突き刺した。さらに55分、ジョン・マリの落としを受けたルキアンがコントロールショットでゴールネットを揺らし、福岡がリードを広げる。そして福岡は試合終盤、フィールドプレイヤーの城後寿に代えて、GKの山ノ井拓己を前線に投入。終了間際に神戸の大迫勇也に1点を返されたものの、福岡が2つのアウェイゴールを奪って先勝した。



 サンフレッチェ広島vs横浜F・マリノスは、14分にホームチームが先制。藤井智也のクロスからボックス内にいた柏好文が冷静にネットを揺らした。横浜FMは後半開始早々、水沼宏太のグラウンダークロスにレオ・セアラが合わせて追いつく。しかし71分、コーナーキックの2次攻撃から荒木隼人がヘディングゴールを決め、広島が勝ち越しに成功する。広島は終了間際、フリーキックのこぼれ球に反応した野津田岳人がダメ押しの3点目を奪い、3−1で先勝した。



 名古屋グランパスと敵地で対戦した浦和レッズは、36分に先制。ダヴィド・モーベルグが右サイドからゴールに向かうクロスを送り、抜け出した松尾佑介が合わせて押し込んだ。しかし後半開始早々、アレクサンダー・ショルツが相手との接触プレーで右足首を負傷。守備の軸を失った浦和は59分に追いつかれ、1−1のドローで第1戦を終えた。



 第1戦の試合結果は以下の通り。第2戦は8月10日に行われる。


■ルヴァン杯・準々決勝第1戦

セレッソ大阪 1−1 川崎フロンターレ

サンフレッチェ広島 3−1 横浜F・マリノス

ヴィッセル神戸 1−2 アビスパ福岡

名古屋グランパス 1−1 浦和レッズ