アスレティック・ビルバオは、同クラブに所属するスペイン代表DFイニゴ・マルティネスのバルセロナ移籍を容認する可能性があるようだ。4日、スペイン紙『アス』が報じている。


 現在31歳のイニゴ・マルティネスはレアル・ソシエダの下部組織出身で、2011年8月にトップチームデビュー。6シーズン半に渡って同クラブで活躍したが、2018年冬にアスレティック・ビルバオへ“禁断の移籍”をした。その後、“ロス・レオネス”でも守備の要としてクラブ公式戦通算154試合に出場し7得点を記録。2021年1月に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝戦バルセロナ戦でも先発出場し、同大会優勝に大きく貢献している。


 イニゴ・マルティネスとの現行契約が2023年6月30日に満了を迎えることから、アスレティック・ビルバオは同選手との契約延長に動いていた。しかし今夏、バルセロナがイニゴ・マルティネス獲得に乗り出すと状況が一変。『アス』によると、アスレティック・ビルバオは依然として新契約締結の姿勢を見せているものの、これは交渉の場における“ポーズ”に過ぎないと指摘している。


 また報道によると、アスレティック・ビルバオはイニゴ・マルティネスの後釜として、オサスナに所属するスペイン人DFダビド・ガルシア獲得に関心を寄せている模様。昨季ラ・リーガ空中戦最多勝率を誇るダビド・ガルシアの契約解除金が2000万ユーロ(約27億円)に設定されており、アスレティック・ビルバオはイニゴ・マルティネスの売却によって得た資金で、同選手獲得に乗り出す可能性があるようだ。


 アスレティック・ビルバオは今夏、元U−21スペイン代表DFウナイ・ヌニェスがセルタヘ期限付き移籍。DFイェライ・アルバレスとDFダニ・ビビアン、そしてイニゴ・マルティネスを中心としたセンターバックの編成を進めていたが、アスレティック・ビルバオはどのような決断を下すことになるのだろうか。