鹿島アントラーズは8日、岩政大樹コーチが新監督に就任したことを発表した。


 鹿島は7日、今季から監督を務めていたレネ・ヴァイラー前監督との契約を双方合意のもとで解除したことを発表。後任には注目が集まっていたが、クラブOBで現在はトップチームでコーチを務めている岩政氏が監督に昇格することが決定した。


 現在40歳の岩政氏は、現役時代2004年から2013年まで鹿島の一員としてプレー。センターバック(CB)の主軸として公式戦通算398試合に出場し46ゴール7アシストを記録。数々のタイトル獲得に大きく貢献した。日本代表でも8試合に出場した経験がある。2014年1月の鹿島退団後は、タイのクラブチームやファジアーノ岡山、関東サッカーリーグ1部でプレーし、2019年に現役を引退した。

 

 引退後は指導者の道に進み、これまで東京大学のコーチや上武大学の監督を歴任。2022年からは鹿島のトップチームのコーチを務めていた。


 監督就任に際し、岩政氏はクラブ公式サイトで次のようなコメントを発表している。


「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは想像もしていませんでした。不安や恐れがないかと言ったら、それは嘘になります。ただ、今この状況で、自分にしかできないことがあるとも感じています。そして何より、うちの誇れる選手たち、サポーター、そしてクラブを救いたい。輝かせたい。そう心が傾いたら、悩むことは何も無くなりました」


「アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます。同時に、今鹿島に求められているのは”新しい鹿島”を創り上げることです。そのために、伝統ある『これまでの鹿島』を正しく定義し、新しい時代の『これからの鹿島』を選手たちと一緒に、そして皆さんと一緒に、手探りで見つけ出していきたいと思っています。鹿島が鹿島であるために。カシマがカシマであるために」