インテルは8日、同クラブに所属しているチリ代表FWアレクシス・サンチェスとの契約を双方合意のもとで解除したことを発表した。


 A・サンチェスは1988年12月19日生まれの現在33歳。2006年夏にウディネーゼへと完全移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。初年度は母国のコロコロへ、2年目はリーベル・プレートへとレンタル移籍に出ており、2008年夏からウディネーゼでプレー。2011年夏にはバルセロナへとステップアップを果たした。2014年夏にはアーセナルへと完全移籍。アーセナルには3シーズン半在籍し、公式戦166試合で80ゴール45アシストを記録。その後加入したマンチェスター・Uでは定位置の確保に苦しみ、2019年夏にインテルへとレンタル移籍した。


 インテルでの初年度は負傷離脱した期間もあったが、公式戦32試合に出場して4ゴール10アシストをマーク。翌年夏にマンチェスター・Uとの契約が満了となったことを受け、フリートランスファーでインテルに加入した。2020−21シーズンはセリエA30試合で7ゴール7アシストを記録し、クラブにとって11年ぶりとなるスクデット獲得に貢献。2021−22シーズンは公式戦38試合に出場して9ゴール5アシストを記録。クラブはコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナのタイトルを獲得したが、A・サンチェス自身は途中出場が多く、プレー時間も限られていた。今季はベルギー代表FWロメル・ルカクの復帰もあり、さらに出場機会が減少することが予想されていた。


 契約解除に伴い、インテルはクラブ公式サイトにて「3つのトロフィーを獲得したアレクシスの3シーズンに感謝するとともに、彼の残りのキャリアに幸あれと願っております」とコメントを発表した。


 なお、インテルとの契約を解除したA・サンチェスは、マルセイユへの加入が濃厚となっている。既にマルセイユとは個人条件で合意。年俸はインテル時代の700万ユーロ(約9億5000万円)から半額以下となる300万ユーロ(約4億円)という条件になる模様だ。2024年夏までの2年契約を締結する見込みで、公式発表もまもなくと予想されている。