ビジャレアルのスペイン代表FWジェラール・モレノがラ・リーガ開幕を2日後に控える中、ワールドカップイヤーとなるシーズンに向けて意気込み示した。11日、スペイン紙『アス』が伝えている。


 ビジャレアルは、2020年夏にウナイ・エメリ監督を招へいすると、2020−21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)でクラブ史上初の同大会優勝。翌2021−22シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でユヴェントスやバイエルンから金星を奪い、ベスト4へと進出している。そしてウナイ・エメリ政権3年目となる今シーズン、FWホセ・ルイス・モラーレスやGKぺぺ・レイナらを新戦力として迎えた“イエローサブマリン”は、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)初制覇とCL出場権獲得を目指して新シーズンの航海へと出た。

 

 2020−21シーズンは公式戦46試合に出場し30得点を記録したジェラール・モレノ。しかし昨シーズン、EUROO2020に出場した影響もあってか、負傷離脱を繰り返し、公式戦27試合13得点にとどまった同選手は「改善できるところは少しずつ、変えることにした。以前はフィジオセラピーをほとんど使わなかったけど、今はとてもお世話になっている。リカバリーなど、少しでもコンディションを良くする為の方法を重要視しているところ」と告白。また、36歳ながら昨季公式戦43試合に出場したDFラウール・アルビオルについて触れた同選手は「アルビオルはピッチ内外で、すべてにおいて参考になる存在。尊敬する選手と聞かれれば、間違いなくラウールの名を挙げる。僕にとっても、チームにとっても、彼は必要不可欠な選手だ」と尊敬の念を抱いていることを明かした。


 昨季CLで躍進した一方、ラ・リーガでは最終節まで欧州大会出場権を確保していなかったビジャレアル。2つの大会を併用して戦う難しさにも言及した同選手は「間違いなくチャンピオンズリーグの出場権を争うことができる。過去2シーズンはヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグがあり、それらの大会に多くの力を注がざるを得なかった。その反動で、リーガではちょっと大変な思いをしたね」と回顧。続けて「まずは、今季のラ・リーガで力強くスタートを切ること。そして、1年間を通して安定した成績を残し、上位に食い込むことを目標にしている」と新シーズン向けて意気込みを語った。


 最後に、ジェラール・モレノは「僕は、自分自身のことをクラブのスター選手とは思っていないけど、ピッチ内外で重要な選手のひとりだと自負している。このチームは素晴らしく、僕たちは全員が重要な存在なんだ」と挟みつつ、「ワールドカップが目標だよ。母国の選手としてワールドカップでプレーすることは、最高の喜びだ。でも、カタールへ行く為には、ビジャレアルでいい成績を残さなければならないから、そこに拘っている」と11月に開催されるカタールW杯への思いも口にしている。