エヴァートンに所属するU−21イングランド代表MFアンソニー・ゴードンが、今夏の移籍市場を振り返った。28日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 現在21歳のゴードンは、エヴァートン生え抜きのウインガー。2017年12月にトップチムデビューを果たし、2020−21シーズン後半はプレストン・ノースエンドに期限付き移籍。エヴァートンに復帰した21−22シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し、4得点2アシストを記録した。今季は背番号「10」に変更し、リーグ戦全7試合の出場で2ゴールを記録している。


 そんなゴードンには今夏の移籍市場でチェルシーやトッテナム、ニューカッスルなど複数クラブから関心を寄せられていた。特にチェルシーからは最大6000万ポンド(約97億円)となるオファーが提示されていたことが報じられるなど、同選手の去就には注目が集まっていた。


 それでも、終始エヴァートンが放出を拒否したことで移籍は実現しなかったゴードンは、今夏の移籍の噂について聞かれると、「それが最近のサッカー界だ。完全にクレイジーだよ」と報じられていた移籍金額などは途方もないものだと感じていたこと明かした。


「自分のことを悪く言うつもりはないけど、個人的にはその金額に値する選手はいないと思っている。最近では常に可能性にお金を支払っている。それがサッカー界のやり方だ」


「自分がコントロールできるものしかコントロールできないので、それについてはあまり集中していなかった。それについて考えるならば、進むべき道は一つしかない。謙虚でい続けなければならない。今日とか明日に集中して、将来を見過ぎないようにする必要がある」


「それはサッカーの一部だ。うまくやっていれば、常に憶測が飛び交ったりする。しかし、ここ(エヴァートン)はとても良い場所で、落ち込みながらとどまらなければならないところではない。エヴァートンを離れたいと思ったことはない。間違いなくそれはない」