チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第3節が4日に行われ、フランクフルト(ドイツ)とトッテナム(イングランド)が対戦した。


 CLではお互いに1勝1敗。共にスポルティング(ポルトガル)に敗れたものの、マルセイユ(フランス)には勝利して第3節を迎えた。フランクフルトは1日に行われたブンデスリーガ第8節のウニオン・ベルリン戦を2−0で制し、CLを含めた公式戦で3連勝を記録してこの一戦に臨む。一方、トッテナムはプレミアリーグ無敗をキープしていたものの、1日開催の第9節アーセナル戦で今季初黒星。“ノースロンドン・ダービー”での負けを払拭し、決勝トーナメント進出に近づくためにも、負けられない一戦だ。


 この試合に先立って行われたマルセイユとスポルティングの一戦でスポルティングが破れたため、この試合で勝利したチームが、スポルティングと勝ち点で並ぶことができる。注目の一戦に向けて、フランクフルトは直近のウニオン・ベルリン戦からスターティングメンバーを2名変更。ジブリル・ソウとクリスティヤン・ヤキッチがスタメンに入った。長谷部誠は3バックの中央、鎌田大地は2列目で先発出場を飾っている。一方、トッテナムはアーセナル戦と同じ11名をチョイス。ピエール・エミール・ホイビュルク、ハリー・ケイン、ソン・フンミンらが並んでいる。


 この試合最初にチャンスを作ったのはトッテナム。12分、右サイドでフリーキックを得ると、ソンのクロスボールがファーサイドへ。ケインはフリーとなっていたものの、わずかに触ることができない。25分には右サイドでボールを持ったエメルソンが斜めのパスをつけると、リチャーリソンのスルーパスにソンが反応。GKとDFの間に鋭いボールを送ったが、ケインにはわずかに合わなかった。


 28分にはケインが強引なターンから右足を振り抜くも、シュートはわずかにゴール左へ。40分には鎌田のパスを奪ったホイビュルクがダイレクトで縦パスを送ると、ケインのフリックからソンがフィニッシュ。この一撃も枠を外れた。試合はトッテナム優勢で進んだものの、前半はスコアレスで終了している。


 後半に入るとフランクフルトがシュート本数を増やす。50分、背後からの浮き球スルーパスに反応したアンスガー・クナウフが難しい体制からシュートを狙うも、GKウーゴ・ロリスに阻まれる。続く51分にはボックス手前から鎌田が強引に右足を振ったが、相手DFにブロックされた。60分には相手ペナルティエリア内でルーズボールを拾ったイェスパー・リンドストロムがフリーでシュートを放ったが、枠を超えていった。


 対するトッテナムは81分にケイン、83分にソンがシュートを狙うも、いずれもゴールには繋がらない。試合はこのままタイムアップを迎え、スコアレスドローで終わっている。長谷部、鎌田はともにフル出場を果たした。


 次節は12日に行われ、トッテナムがフランクフルトをホームに迎える“リターンマッチ”が予定されている。


【スコア】

フランクフルト 0−0 トッテナム


【得点者】

なし


【スターティングメンバー】

フランクフルト(3−4−2−1)

GK:トラップ

DF:トゥータ、長谷部、ヌディカ

MF:ヤキッチ、ローデ(71分 ペッレグリーニ)、ソウ、クナウフ

FW:鎌田、リンドストロム(87分 ディナ・エビンベ)、コロ・ムアニ(57分 ボレ)


トッテナム(3−4−2−1)

GK:ロリス

DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ(78分 B・デイヴィス)

MF:エメルソン、ホイビュルク、ベンタンクール、ペリシッチ(71分 セセニョン)

FW:リチャーリソン(78分 B・ヒル)、ケイン、ソン