セリエA第20節が29日に行われ、ミランとサッスオーロが対戦した。


 首位ナポリと勝ち点差「12」で暫定3位のミランが、残留争いの渦中にある17位サッスオーロを『サン・シーロ』に迎えての一戦。ホームチームは8分に決定機到来。高い位置で相手のクリアを奪って2次攻撃を展開し、左サイドからテオ・エルナンデスが柔らかいクロスを送る。ゴール前に飛び込んだオリヴィエ・ジルーが難しい体勢ながらも合わせてゴール左に流し込んだ。しかし、ジルーのオフサイドを取られて得点は取り消された。


 すると19分、サッスオーロが先制に成功する。ハーフウェーライン付近でのボール奪取から素早く右サイドに展開。受けたドメニコ・ベラルディはペナルティエリア右まで運んでから折り返し、ゴール前でグレゴワール・デフレルが合わせて押し込んだ。


 さらに21分、サッスオーロがリードを広げる。ボックス中央でベラルディのパスを受けたダヴィデ・フラッテージは、巧みなファーストタッチで相手DFマッテオ・ガッビアを置き去りに。ペナルティエリア右で右足を強振し、鋭い一撃をゴールに突き刺した。


 24分、ミランが1点を返す。右サイドからダヴィデ・カラブリアが柔らかいクロスを供給。ボックス中央で相手DFに競り勝ったジルーが頭でゴール左上へと流し込んだ。


 しかし30分、サッスオーロが再び2点差とする。右コーナーキックからハメド・ジュニオール・トラオレがアウトスイングのボールを供給。ニアのベラルディが頭で合わせて押し込んだ。


 サッスオーロは後半開始早々にもビッグチャンス到来。スルーパスに抜け出したアルマン・ロリエンテが相手DFカラブリアに倒されてPKを獲得し、スポットにはロリエンテ本人が立つ。ゴール左下に突き刺し、サッスオーロのリードは3点に広がる。一方のミランは「リーグ戦で2試合連続の4失点」となったが、データサイト『Opta』によると、クラブ史上初の出来事になるようだ。


 ミランは54分、敵陣中央でフリーキックを獲得し、キッカーのサンドロ・トナーリが柔らかい浮き球を供給する。相手DFがクリアできずにボールは中央を通過し、ファーのアンテ・レビッチがボレーで合わせてゴールへと流しこんだ。しかし、これも際どいオフサイド判定で取り消され、3点差は変わらず。


 そして79分、サッスオーロがダメ押しの5点目を獲得する。右サイドの高い位置でルーズボールを回収したベラルディがペナルティエリア右から折り返し、マテウス・エンヒキがボールを収める。冷静に左足を振り抜いてゴール右下へと流し込んだ。アシストを記録したベラルディは1ゴール3アシスト。同選手はロッソネリを“お得意様”としており、これでミラン戦通算11ゴール7アシストとなった。


 ミランは1997年4月のユヴェントス戦(●1−6)以来となる1試合5失点。82分にディヴォック・オリジが見事なコントロールショットを突き刺して1点を返したものの、屈辱の2−5大敗となった。ミランは今季リーグ戦初の連敗となり、公式戦6試合未勝利に。一方、サッスオーロは9試合ぶりの白星となった。


 次節、ミランは2月5日にインテル、サッスオーロは同4日にアタランタと対戦する。


【スコア】

ミラン 2−5 サッスオーロ


【得点者】

0−1 19分 グレゴワール・デフレル(サッスオーロ)

0−2 21分 ダヴィデ・フラッテージ(サッスオーロ)

1−2 24分 オリヴィエ・ジルー(ミラン)

1−3 30分 ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)

1−4 47分 アルマン・ロリエンテ(サッスオーロ)

1−5 79分 マテウス・エンヒキ(サッスオーロ)

2−5 81分 ディヴォック・オリジ(ミラン)


【スターティングメンバー】

ミラン(4−2−3−1)

タタルシャヌ;カラブリア、カルル、ガッビア、テオ・エルナンデス;トナーリ、クルニッチ(70分 ポベガ);サーレマーケルス(70分 メシアス)、デ・ケテラーレ(HT レオン)、レビッチ(70分 オリジ);ジルー