2024明治安田J1リーグ第1節が24日に行われ、セレッソ大阪とFC東京が対戦した。


 小菊監督が就任して3年目となったC大阪は、日本代表の毎熊晟矢や香川真司に加え、登里享平、田中駿汰、ルーカス・フェルナンデスら新戦力がスタメン入り。また、新加入のヴィトール・ブエノがベンチ入りを果たした。今季から背番号『13』に変更した清武弘嗣はメンバー外となった。


 一方、ピーター・クラモフスキー就任2年目となったFC東京は、新キャプテンの松木玖生、元日本代表長友佑都、プロ2年目の土肥幹太らに加え、期限付き移籍から復帰した波多野豪、鹿島アントラーズから期限付きで加入した荒木遼太郎がスタメン入り。サブには、森重真人、東慶悟らベテラン組が名を連ねた。期待の新戦力の遠藤渓太、小柏剛はメンバー外となった。


 試合の序盤は、C大阪がボールを握る展開となった。16分には、香川のパスを受けた奥埜博亮がシュートを放ち、流れたボールをレオ・セアラが押し込むも最初の奥埜の位置がオフサイドと判定され、ノーゴール。


 しかし、その後も攻勢を強めたC大阪がついにゲームを動かす。27分、内側でボールを受けた毎熊がドリブルで敵陣深くまで侵入し、ファーサイドに柔らかいクロスを供給。待っていたカピシャーバが頭で押し込みC大阪が先制に成功した。


 その後、少しずつリズムを掴みだしたFC東京が、試合を振り出しに戻す。34分、松木のペナルティーエリアの外からの強烈なシュートに荒木が反応し、GKの前でコースを変えて同点弾を決めた。パリ五輪世代の2人の活躍で、FC東京が前半の内に同点に追いついた。


 お互いに1得点ずつ奪った形でそのまま前半は終了し、ハーフタイムに突入した。


 後半開始早々に勝ち越し弾が生まれた。香川の芸術的なパスに反応した毎熊が右サイドからシュートを放つも、波多野のファインプレーで阻止される。しかし、その流れで獲得したコーナーキックを“新10番”の田中が頭で合わせ、C大阪が勝ち越しに成功した。


 新戦力がフィットし、安定感が増すC大阪は再び決定機を創り出す。右サイドからダイナミックなドリブルで2人を交わしたルーカス・フェルナンデスからパスを受けたレオ・セアラのシュートが相手にブロックされるも、こぼれ球にカピシャーバが反応。しかし、コントロールが乱れてしまい、なんとか打ったシュートは枠を捉えることができなかった。


C大阪が追加点を決めきれずにいると、FC東京は66分にジャジャシルバを投入し徐々にチャンスを増やす。70分には、左サイドから持ち込んだジャジャシルバが狙いすましたシュートがクロスバー直撃。すると、75分には再びジャジャシルバが左サイド深くまで侵入し、ゴール前へパスを供給。手前のディエゴ・オリヴィエラは触れなかったものの、流れたボールを走りこんだ荒木が倒れこみながら合わせ、ネットを揺らしFC東京が同点に追いついた。


 同点に追いつかれたC大阪は、78分に新戦力のヴィトール・ブエノを投入。ブエノを中心に終盤に怒涛の攻撃を見せるも最後まで決めきることができずにそのまま試合終了。2024シーズンは両者引き分けスタートとなった。


 次節は両チームともに3月2日(土)に開催。セレッソ大阪はカシマスタジアムで鹿島アントラーズと、FC東京は味の素スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦する。


【スコア】

セレッソ大阪 2−2 FC東京


【得点者】

1−0 26分 カピシャーバ(C大阪)

1−1 33分 荒木遼太郎(FC東京)

2−1 51分 田中駿汰(C大阪)

2−2 75分 荒木遼太郎(FC東京)

【スターティングメンバー】

▼C大阪

キム・ジンヒョン、毎熊晟矢、登里享平、舩木翔、鳥海晃司、香川真司、田中駿汰、奥埜博亮、レオ・セアラ、カピシャーバ、ルーカス・フェルナンデス


▼FC東京

波多野豪、長友佑都、土肥幹太、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶、松木玖生、原川力、荒木遼太郎、ディエゴ・オリヴェイラ、俵積田晃太、仲川輝人



【ゴール動画】新加入の荒木遼太郎が2ゴール