ドイツサッカー連盟(DFB)は19日、同国代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督と新契約を締結したことを発表した。新たな契約期間は2026年に北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ26終了までとなっている。


 36歳の青年監督が次回のFIFAワールドカップまでドイツ代表を率いることが決まった。当初の契約が今夏のEURO2024終了までとなっていたことから、その去就に大きな注目が集まっていたナーゲルスマン監督。『ビルト』をはじめとした国内有力メディアは、2021年夏から昨年3月まで指揮を執ったバイエルンへの再就任の可能性を報じていたが、最終的にはDFBとの契約を約2年延長した形となった。


 ナーゲルスマン監督は1987年7月23日生まれ。2016年2月にブンデスリーガ史上最年少となる28歳でホッフェンハイムの指揮官に就任すると、降格圏に沈んでいたチームを立て直し、2年目にはチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。その後、ライプツィヒでも2年連続でCL決勝トーナメントに進出するなど優れた手腕を発揮し、2021年夏にバイエルンの監督に就任。初年度の2021−22シーズンはチームをブンデスリーガ10連覇に導いたものの、昨シーズンは随所で不安定さを露呈し、昨年3月末に解任の憂き目に遭った。


 昨年9月にはハンジ・フリック前監督の後任として、大不振に陥っていたドイツ代表の指揮官に就任。就任後の4試合は1勝1分2敗と黒星が先行したものの、先月のインターナショナルウィークではフランス代表(2−0○)とオランダ代表(2−1○)相手に連勝を飾っている。


 契約延長が発表されたナーゲルスマン監督は、DFBの公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。


「これは私の決断だ。代表チームを率い、国内最高の選手たちと協力できることは非常に光栄なことだよ。情熱的なパフォーマンスを見せることで、国全体を鼓舞するチャンスがあると思っている。3月のフランス戦とオランダ戦の2つの勝利ではそれを味わうことができたし、本当に感動したよ。ホームでのEUROで成功を収めたいと思っているし、コーチングチームと共にワールドカップへ挑戦することを楽しみにしているよ」