アメリカでプレシーズントレーニングを行っているマンチェスター・Uが14日に記者会見を開き、ジョゼ・モウリーニョ監督がベルギー代表FWロメル・ルカク獲得の理由を明かした。その様子をクラブ公式サイトで伝えている。


 以前チェルシーで師弟関係にあった時、買戻し条項をつけずに、ルカク放出にゴーサインを出したとも言われるモウリーニョ監督。ルカク獲得について問われると「彼を連れてくるのは難しかったね。彼はプレミアリーグのプレイヤーだ。フットボールの世界には優れたストライカーはほかにもいるけど、プレミアは独特なリーグだ。ストライカーにとって難しいリーグだから適応にも時間がかかる。しかし彼はここで5年もやってきた」と話し、プレミアでの適性を理由の1つに挙げた。


 さらに「ロメルは中盤に降りてビルドアップに参加するタイプの選手ではない。彼は最前線で戦うプレイヤーだ。昨シーズンには本当に多くのチームが我々相手に引いて守ることを選び、スペースを消し、守備的な配置をしてきた。我々はターゲットマンが必要だったんだ。それは(フランス代表FWアントニー・)マルシャルや(イングランド代表FWマーカス・)ラッシュフォードができないことだ。ここには質の高い選手がいるけど、純粋な「9番」、ターゲットにできてボックス内で輝くタイプが必要だった。それがロメルだった」と明かし、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの不在を埋める強靭なストライカーを必要としていたことが理由だと語った。


「チャンピオンズリーグは彼のモチベーションの大部分を占めている」と語ったモウリーニョ監督。交渉に関しては「何にもしていない。(副会長のエド・)ウッドワード氏がロメル、代理人、エヴァートンの幹部と交渉した。私がやったのはほとんど決まりかけた時に電話しただけさ。このチームで重要な選手となるって念押ししただけだ」として、交渉には関わっていないこと明かした。


 ルカクとの関係については「素晴らしい経験だね。チェルシーで少しの間だけど一緒に働いた経験という事実がある。私がここに来た時、彼はエヴァートンにいたけど彼とはとても近い関係を築いていた。チェルシーで一緒の時は物事がうまくまわらなかったけどね。彼との関係はいいよ。礼儀正しいし良い感情をお互いに持っている」とコメント。一度は袂を分けた2人だが、その後も良い関係を築いていたと語っている。


 最後には「彼は何年もここで過ごすだろう」と語ったモウリーニョ。15日にはLAギャラクシーとの練習試合も控えており、ルカクのデビューにも注目だ。