かつてバルセロナで活躍し、現在はカタールのアル・サッドでプレーする元スペイン代表MFシャビが、古巣バルセロナとレアル・マドリードの現況や自身の今後のキャリアについて語った。スペインのデジタル雑誌『ザ・タクティカル・ルーム』でのインタビュー内容を、スペイン紙『アス』が18日付で紹介している。


 カンテラ(下部組織)時代から2015年夏に退団するまでの24年間をバルセロナで過ごし、同クラブのキャプテンも務めたシャビ。古巣の現状については「全体的に眠っている状態」とやや辛らつな意見を述べたうえで、「カンテラを強化し、プレーモデルを育て上げていくべきだ」と語り、土台作りの必要性を説いた。


 また、エルネスト・バルベルデ監督が新指揮官に就任したことについては、「バルベルデという選択はとても良いと思う。彼は準備を怠らないし、指導経験も豊富。それに、このクラブを良く知っている。バルサのスタイルを肌で感じたことのある人間だ。良い仕事をするだろうね」と評価。さらに「彼の就任は、バルサがオーソドックスなスタイルへの回帰を目指していることを示唆するものだ」と語り、“バルサらしさ”の復活に期待を寄せた。


 一方、昨シーズンはリーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ(CL)の二冠を達成した宿敵レアル・マドリードについては、「現在の彼らには、あらゆる要素が備わっている。カウンター、ポゼッション、セットプレー、リトリート、さらに強さや速さ…これらがうまくミックスされているんだ」と称賛。そして「選手たちがジダンを信頼している」と話し、ジネディーヌ・ジダン監督の存在が成功のカギとなっているとの見解を示した。


 なお、自身の今後については、「これが選手としてのラストシーズンになる」と、今シーズン限りでの現役引退を明言。その上で「その後は監督業をスタートさせることになるだろうが、すぐにやるのは時期尚早と言える。監督を務めるために学ぶべきことが、まだたくさんあるんだ」と語り、指導者としてのキャリアを一歩ずつ積み上げていく考えを持っていることを明かした。


(記事/Footmedia)