マンチェスター・Uに、クロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチ獲得の代償としてフランス代表FWアントニー・マルシャルを放出する気はないようだ。イギリス紙『インディペンデント』が19日に報じている。


 同メディアによると、今夏に新たなスター選手の獲得を狙っているインテルはペリシッチにつけた4800万ポンド(約70億円)の値札を頑として譲らず、トレードという形で他の選手を譲渡してもらう以外に移籍金を引き下げる方法はないという姿勢のようだ。


 少しでも移籍金を安くしたいマンチェスター・Uは、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの放出に応じる可能性を切り出した模様。一方、インテル側は交換要員の候補としてマルシャルの名前を出してきたとのこと。しかし、マンチェスター・Uとマルシャルの双方がインテルへの移籍を望んでいないため、交渉は進展を見せていないようだ。


 推定3600万ポンド(約67億円)という移籍金でモナコからマンチェスター・Uに移籍したマルシャル。加入1年目の15−16シーズンはリーグ戦31試合に出場して11ゴールを挙げる活躍を見せたが、ジョゼ・モウリーニョ新監督を迎えた昨シーズンはスタメンから外されるケースも多く、25試合の出場でわずか4ゴールに終わってしまう。そのため今夏の移籍を予想する声もあったが、仮に放出すれば彼のポテンシャルを高く買っているファンの反発が予想される上に、マルシャル本人もマンチェスター・Uで再び定位置争いに挑み、スタメンを奪い返すことに対して意欲的な姿勢を見せている。


 一方、インテルは1月の時点ではダルミアンに対しても関心を持っていたようだが、彼がシーズン終盤にモウリーニョ監督の信頼を得てレギュラーに定着する頃には別の選手に目を向けていた模様。昨季のセリエAで36試合に出場し11ゴールを記録したペリシッチの獲得に向けた交渉は、未だに難航を極めている様子だ。