耳が不自由なアスリートが4年に1度集うスポーツの祭典「第23回デフリンピック夏季大会」がトルコのサムスンで18日から行われている。世界97カ国から約3000人の選手、日本から108人が参加。4年に1度のスポーツの祭典に、ろう者サッカー男子日本代表も出場した。


 ろう者サッカー男子日本代表は、グループリーグ第1戦でウクライナに勝利、第2戦でアルゼンチンとドロー。23日、第3戦が行われ、日本は引き分け以上で、対するイタリアは勝利で予選突破が決まる状況でキックオフを迎えた。


 立ち上がりは、互いに出方をうかがい膠着状態が続く。その中でも林滉大のスピードは際立ち、何度かイタリアゴールに迫っていた。すると前半20分、その林が抜け出して日本が先制する。さらに30分、竹内裕樹がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。このチャンスを古島啓太が冷静に決めて、2点のリードを奪う。40分に直接FKからイタリアに失点を許すものの、日本は1点のリードを保ったまま試合を折り返した。


 後半20分、イタリアのルチア・デ・ビアーゼが退場となり日本は数的有利な状況になる。しかし、82分に同点とされると、アディショナルタイムに再び失点。試合終了間際に追加点を許して2−3で敗れた。


 同グループのもう1試合で、ウクライナがアルゼンチンに3−0で勝利。日本は2位のウクライナと勝ち点4で並んだが、得失点差で破れ、初の予選リーグ突破は叶わなかった。


▼グループC順位表

1位 イタリア 5pt 1勝2分0敗5得4失

2位 ウクライナ 4pt 1勝1分1敗5得3失

3位 日本 4pt 1勝1分1敗6得6失

4位 アルゼンチン 2pt 0勝2分1敗3得6失


協力=日本ろう者サッカー協会