レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、今シーズンから身にまとうこととなった背番号10のユニフォームに対する思いを披露した。


 クラブの公式チャンネルとのインタビューに応じたモドリッチは、「10番はディナモ・キエフとクロアチア代表で着けて来た。これが3度目になる」と述べると共に、エースナンバーを背負える幸せを感じている。


「この番号を着けることになり、誇り高さを感じている。これまで背負って来たメンバーを見れば、偉大な選手ばかりだからね」


 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがバイエルンにローン移籍したことに伴い10番を受け継ぐことになったモドリッチは、背番号変更を決意するに至った心境を明らかにした。


「正直言って、背番号を変えるという考えは無かった。19番を気に入っていたからね。でも、10番が空くことが分かった時、このチャンスを逃す訳にはいかないと思った。なぜなら、自分が最も好きな番号だからだ」


 モドリッチはその一方で、背番号が変わっても自身のプレーは変わらないことを強調している。


「この背番号に期待される力を披露できることを願っている。とはいえ、プレーするのは背番号ではない。僕としては、背番号とは関係なく、これまで同様にチームを助けるべくピッチで全力を尽くすだけだ」


 レアル・マドリードの10番は、バルセロナからの“禁断の移籍”を果たした元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏が成功を収めて以降は、ブラジル代表FWロビーニョ、オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデル、フランス代表MFラサナ・ディアラ、ドイツ代表MFメスト・エジル、ハメス・ロドリゲスと、期待外れもしくは不本意な形での退団が続いており、呪われた背番号とも言われている。しかし、中盤で絶対的な存在感を発揮しているモドリッチが継承者となったことで、このジンクスも破られることになりそうだ。


文=北村敦