レアル・マドリードジネディーヌ・ジダン監督が、新シーズンに向けた今後の補強について自身の見解を表した。


 レアル・マドリードのセンターフォワードは、この夏の移籍市場早々にドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスをリヨンに放出したうえ、ここに来てスペイン代表FWアルバロ・モラタもチェルシーに移籍。ヴォルフスブルクにローン移籍していたU−21スペイン代表FWボルハ・マジョラルが復帰したとはいえ、実績がある選手はフランス人FWカリム・ベンゼマのみとなった。


 この点について、現地23日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のマンチェスター・U戦の前日会見では、「チームにはストライカーが不足している」と述べたジダン監督だが、試合後の会見では補強は無くても構わないとの一転した姿勢を示した。


「私は“9番”の獲得は要求していない。移籍市場が閉じる8月31日まではあらゆる事が起こり得るので、今後の動向は見極めて行くつもりだが、私としては何も要求するつもりはない」


 レアル・マドリードはこの夏の移籍市場では、モラタとマリアーノ以外にも、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがバイエルンに、ポルトガル代表DFファビオ・コエントランがスポルティングにそれぞれローン移籍し、ブラジル代表DFダニーロがマンチェスター・Cに、ポルトガル代表DFペペがベシクタシュにそれぞれ移籍した。一方、ベティスからU−21スペイン代表MFダニ・セバージョス、アトレティコ・マドリードからU−20フランス代表DFテオ・エルナンデスをそれぞれ獲得し、マジョラルに加えてU−21スペイン代表DFヘスス・バジェホがフランクフルトから復帰した。


 放出した選手よりも加入した選手の方が少ない状況にあるチームだが、ジダン監督は現有戦力でも十分に戦えるとの自信を表している。


「現状、我々は全選手が揃っており、この陣容で進んで行くつもりだ。誰かが来るかも知れないし、誰かが去るかも知れないが、私は現在の戦力に満足している」


 一方、来月8日に行われるUEFAスーパーカップでも対戦するマンチェスター・Uとの前哨戦では、PK戦こそ落としたものの、90分では1−1と渡り合ったレアル・マドリード。ジダン監督は、本番に向けてペースを上げて行くことを明言した。


「今の我々にとって唯一の目標は8日の試合だ。そこに向けてしっかりと準備を進めて行くつもりだ。シーズン最初の公式戦なので、最高の状態で臨んでタイトルを掴み取りたいと思っている」


(記事提供:WOWOW)