ほぼオウンゴールのような形で、今夏2度目となるテストマッチでの敗戦を喫したドルトムント。エスパニョール戦で、選手たちは光と影の部分を露呈することとなった。ドイツ誌『kicker』日本語版が29日に伝えた。


 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは28日に行われたテストマッチでエスパニョールと対戦し、0−1で敗れた。「まだまだ我々には課題が山積みだよ」。1週間前のボーフム戦でのドロー後に、そう語っていたピーター・ボス監督。しかしそれとまったく同じ言葉を、今回の試合でも繰り返すこととなった。


 確かにエスパニョールを相手に試合を支配し、ポゼッションもプレスも仕掛けてはいたのだが、フィニッシュの部分で物足りなさが残った。「サッカーの世界ではここがもっとも難しい。改善していかないとね」と指揮官。


 試合を支配していたにも関わらず、決してチャンス自体が多かったというわけではない。だが、そのなかでポジティブな部分をあげるならば、中盤を率いるドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが精力的にプレーする姿を見せていたということだろう。


 1週間後の8月5日にバイエルンとのスーパーカップを迎えるドルトムントは、長期離脱明けとなったゲッツェを除く、残り10選手がフル出場。すでにボス監督はどのメンバーをこの試合で先発起用するのか、頭のなかで思い描いているのかもしれない。


 なお、この日の試合は、センターバックのギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスとスイス代表GKロマン・ビュルキとの間で意思疎通をはかれず、相手にゴールを決められるなかばオウンゴールのようなもので敗戦。ビュルキは「いい試合をしていたのに、不運にも敗戦してしまった」と肩を落とした。


■ドルトムントのエスパニョール戦布陣

▼GK

ロマン・ビュルキ


▼DF

ウカシュ・ピシュチェク

ソクラティス・パパスタソプーロス

マルク・バルトラ

ダン・アクセル・ザガドゥ


▼MF

ヌリ・シャヒン

ゴンサロ・カストロ

マリオ・ゲッツェ(→マフムド・ダフード)

ウスマン・デンベレ

アンドレ・シュールレ


▼FW

ピエール・エメリク・オーバメヤン