リヴァプールのイングランド代表MFアダム・ララーナが、チームメイトのイングランド代表FWダニエル・スタリッジの復活に期待感を示している。イギリスメディア『デイリーメール』が30日に報じている。


 2013−14シーズンにはリーグ戦29試合に出場して22ゴールを挙げ、チームの2位躍進に貢献したスタリッジ。だが、それ以降は相次ぐケガに悩まされ、満足にピッチに立てない日々が続いた。昨シーズンも多くの時間をケガとの戦いに費やし、5月に股関節の問題を解消するために注射を受けた際には、今夏に新天地を求めると予想されていた。


 しかし、スタリッジはチャンピオンズリーグ(CL)出場権が懸かったリーグ戦の最終盤でスタメンに復帰し、停滞していた前線を活性化させる役割を果たす。同選手が先発に戻って以降の2試合でチームは計7得点を記録し、目標だったCL出場権も確保。スタリッジ自身も周囲からの信頼を取り戻してみせた。


 休暇中も体調維持に取り組んだ同選手は良好な状態でチームに合流したようで、今シーズンこそ定位置争いを勝ち抜きリヴァプールの攻撃陣に加わることに情熱を傾けている様子だ。


 そんなスタリッジを同僚のララーナも高く評価している模様。「ここまでのプレシーズンでスタリッジは輝いていたよ」とコメントした同選手は、「スタリッジはとてもシャープに見える。彼がこのままピッチの上に立ち続けて得点を挙げてくれれば、僕たちは2人の新加入選手を得たようなものだよ。彼はワールドクラスの選手だからね」と話し、3シーズンを共に過ごした戦友の復活に期待感を表した。


 昨シーズンは自らもケガによって2度戦線を離脱したララーナだが、「フットボール選手ならば誰もがケガをするんだ。僕らはキャリアのどこかでケガに対処しなくちゃいけない。でも、僕たちはたくさんの選択肢を持っているんだ。もし誰もがフィットできるようになったら、どうなるかわかるかい?」と語り、昨シーズンとは違う形にもなりうることを示している。


 スタリッジは今シーズンこそベストコンディションを取り戻し、同僚の信頼に応えて再びゴールを量産することができるのか。「ガラスのエース」という不名誉な冠を返上するための戦いが、もうすぐ幕を開けようとしている。