パリ・サンジェルマンミランで活躍した元リベリア代表FWジョージ・ウェア氏が、10月に行われるリベリア大統領選挙に自身2度目となる立候補をしたことが分かった。


 “リベリアの怪人”として知られたウェア氏は現在50歳。1995年にはアフリカ人として初のバロンドール(現FIFAバロンドール)を受賞している。


 2003年の現役引退後は、内戦に苦しむ母国を助ける活動を開始。「ジョージ・ウェア基金」を設立したり、ユニセフの親善大使を務めるなど、熱心に活動している。


 第2次リベリア内戦終結後の2005年に、初めて大統領選に立候補。知名度やこれまでの活動などにより有力候補と見られていたが、2011年のノーベル平和賞受賞者であるエレン・ジョンソン・サーリーフ氏に敗れ、惜しくも落選してしまった。


 当時の選挙戦で対立候補側から教育面の欠如を指摘されたウェア氏は、その後留学のために渡米。2009年の帰国後も政治活動を行い、2011年には大統領選を戦っていた民主変革会議(CDC)のウィンストン・タブマン候補が、副大統領候補者としてウェア氏を指名。しかし結局この選挙でもサーリーフ氏が再選を果たし、副大統領就任はならなかった。


 一方で2014年12月の上院議員選挙では現大統領の息子ロバート・サーリーフ氏に圧勝しており、リベリア西部モンセラード郡の代表に選出されたウェア氏。今回の大統領選にはウェア氏を含む、合計20名の候補が出馬しているようだ。


 現大統領のサーリーフ氏の3期目の出馬は、リベリア憲法上不可能なため、ウェア氏の当選に期待がかかっている。