ノルウェー1部、ローゼンボリに所属する元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーが試合中に一悶着起こしたようだ。


 5日に行われたローゼンボリとクリスチャンスンの一戦。試合は首位ローゼンボリが4−1で快勝しているが、問題が起こったのは2−1で迎えた75分頃だった。


 ベントナーのゴールなどで先に2点をリードしたものの、1点を返されて“危険なスコア”へと突入したローゼンボリ。嫌なムードを変えたいローゼンボリは75分に4人がペナルティエリアへとなだれ込む猛攻を仕掛ける。すると中央でのシュートの跳ね返りをベントナーがきっちり沈めてリードを拡げた。しかし観客も総立ちで歓声をあげるなか、なぜかベントナーは1人、味方に向かってぶち切れていた。


 これはどうやら、ベントナーがゴールやや左で“どフリー”になり、ボールを要求していたにもかかわらず強引にシュートを選択した味方選手に向かった怒っていたようだ。その選手がプレーする間ベントナーはしっかりとオフサイドにならないポジションをキープし続けていた。



「俺に出せよ!」と言わんばかりに両手を拡げて怒りをあらわにするベントナーをよそに、標的となった選手はその両手にハイタッチ。他のチームメイトにもほっぺをつねられるなど祝福を受けた。その後、ベントナーはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドばりのターンから4点目をお膳立て。2ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導いた。


 ピッチ外での奇行が目立つベントナーだが、この日の活躍を『ユーロスポーツ』の解説者は「ついに最高のベントナーを見る事ができた」と絶賛。ベントナーはリーグ戦17試合で8ゴールと得点ランキング4位タイの活躍を見せている。