石川県で開催されている第5回和倉ユース(U−18)サッカー大会の全日程が終了した。


 総勢40チームが8ブロックに分かれて行なわれたグループステージが終了し、9日から10日にかけてトーナメント方式で試合が実施される。その結果、ガンバ大阪FC東京ジュビロ磐田、青森山田がベスト4に駒を進めた。


 決勝進出を懸けた1試合目のカードはG大阪対FC東京。試合は前半からFC東京がピッチを広く使ったパス回しで相手を揺さぶりチャンスを作っていく。すると前半18分、セットプレーのチャンスを得ると荒川滉貴が頭で合わせて先制した。G大阪は後半開始からメンバーを代えて巻き返しを狙ったが、最後までゴールを割ることができずにタイムアップ。虎の子の1点を守り切ったFC東京が決勝戦進出を決めた。


 準決勝2試合目は磐田対青森山田。青森山田は長短のパスを使って打開を図るが、大きな決定機は作れないまま前半をスコアレスで折り返す。すると後半4分、磐田は鳥羽準がエリア内でファールを受けてPKを獲得する。このPKを鳥羽が自ら決めて先制した。勢いに乗る磐田は後半9分、左サイドから崩すと岩元ルナが決めて追加点。青森山田はセンターバックの三国ケネディエブスを前線に上げて得点を狙いに行く。後半26分には郷家友太が1点を返すも、磐田が最後まで同点弾を許さず2ー1で試合終了。磐田がFC東京の待つ決勝戦に進んだ。


 決勝戦の前にはG大阪と青森山田による3位決定戦が行なわれた。前半12分に右サイドを突破すると田中凌太が決めて、青森山田が先手を取る。追いかけるG大阪は直後の前半13分、縦パスを受けた大谷優斗が反転からシュートを突き刺し、すぐさま同点に。後半に入り19分、G大阪は原田烈志が左サイドでチャンスを作ると、クロスを丹羽匠が合わせて勝ち越し。さらに後半24分には原田が直接FKを決めて、試合は3ー1で終了。G大阪が3位に輝いた。


 そして迎えたFC東京と磐田の決勝戦。FC東京は横山塁がキレのあるドリブルでチャンスを量産すると、対する磐田も木原大器が得意の左足で直接FKを狙うなど、徐々に盛り返していく。両チームともにチャンスはあるものの、なかなかゴールネットを揺らすことができない。このままPK戦かと思われた矢先、ついに試合が動く。後半24分、岩元がエリア前でボールを持つと、迷わずシュートを放つ。スピードに乗ったシュートは相手GKも動くことができず、ゴール右隅に突き刺さった。試合は岩元の値千金弾で磐田が勝利。磐田の初優勝で第5回和倉ユースサッカー大会は幕を閉じた。


■決勝トーナメント


▼準決勝

ガンバ大阪 0−1 FC東京

ジュビロ磐田 2−1 青森山田


▼3位決定戦

ガンバ大阪 3−1 青森山田


▼決勝

FC東京 0−1 ジュビロ磐田