移籍が噂されるフランス代表FWキリアン・ムバペに偉大なる先人が助言した。イギリスメディア『BBC』が11日付で報じている。


 フランスの『レキップ』紙によると、現在18歳のムバペはパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が近づいている。すでに5年契約で合意したとも報道された。また、スペイン紙『マルカ』も、モナコがPSG側から提示された1億6300万ポンド(約233億円)のオファーを受諾したと発表している。


 プロデビューして2年目の若手にこれだけの巨大な金額が動くことに対して、かつてモナコやバルセロナで活躍した元フランス代表DFエリック・アビダル氏が警鐘を鳴らす。


「今は動く時ではない。確かにムバペはすごい短期間でトップレベルに登り詰めた。さらに素晴らしい半年を過ごしたね。でも今は、現在のレベルを保つことだけに集中しないといけないんだ」


「彼の才能はみんなが知るところだが、それをW杯のような大舞台で、つねに安定して出し続ける必要がある。それができて始めて移籍する時がやってくるんだ。今、彼にとってモナコがベストなクラブだ。あそこには余計なプレッシャーもないだろう。彼は物静かで、淡々と練習をこなす男だ。ビッグクラブに行けば毎日がプレッシャーとの戦いになる。もし1試合でもゴールを決められなかったら、タフな日々を過ごすことになる」


 ムバペに対してはマンチェスター・Cやレアル・マドリードが獲得に動いている。モナコもその噂を認めており、「ヨーロッパのトップクラブ」が不正な接触をムバペに図ったことも公表。


 バルセロナから約289億円でブラジル代表FWネイマールを獲得したPSG。世界で2番目に小さい国家から、輝かしい“花の都”へと活躍の場を移すのか。ムバペの移籍報道は過熱の一途をたどっている。