AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017準々決勝・セカンドレグが13日に行われ、浦和レッズ川崎フロンターレが対戦した。


 8月23日に等々力陸上競技場で行われたファーストレグでは、ホームの川崎が3−1で浦和に勝利。川崎はこの試合に引き分け以上でベスト4進出が決まり、敗れても点差次第では勝ち抜けられる優位な立場となっている。一方の浦和は、逆転でのベスト4進出に向けて最低でも2ゴールが必要な状況。ホームの大声援を背に、巻き返したいところだ。


 浦和はファーストレグを欠場した柏木陽介がスタメンに復帰したほか、槙野智章や阿部勇樹、興梠慎三らが順当にスタメン入り。ファーストレグでゴールを挙げた武藤雄樹は累積警告のため出場停止となっている。システムは4−1−4−1を採用した。


 対するアウェイの川崎は、ファーストレグと同じ11選手をスタメンに起用。前回対戦で2得点をマークしている小林悠や、中村憲剛、阿部浩之といったメンバーがこの試合もゴールを狙う。


 試合は19分に動く。川崎は中村からのロングパスをエウシーニョが追いかけると、飛び出してきた浦和GK西川周作の前で長い足を伸ばし、触れたボールはそのままゴールへ。川崎が大きな先制点を手にした。浦和も35分、矢島慎也のスルーパスに抜け出した興梠がゴールを決め、2戦合計2−4とする。38分、川崎は車屋紳太郎の振り上げた足が興梠の顔面に当たってしまい一発退場に。左サイドバックを失った川崎は中村に代えて田坂祐介を投入し、穴埋めを図る。


 後半、浦和は数的優位を生かして猛攻を仕掛ける。立ち上がりに高木俊幸が強烈なミドルシュートで川崎ゴールを脅かしたが、これはわずかに枠の外。その後もラファエル・シルバ、柏木らがゴールを狙っていくが、川崎GKチョン・ソンリョンが幾度となくファインセーブを見せてピンチをしのぐ。すると70分、右CKからズラタンが頭で決めて2戦合計3−4。浦和が1点差まで追い上げる。さらに84分、浦和はPA内でボールを持ったR・シルバが右足を振り抜いてゴール。ついにスコアを振り出しに戻した。勢いに乗る浦和はその1分後に高木が味方からの浮き球パスを冷静に沈めて4点目。2戦合計5−4とし、とうとうゲームをひっくり返す。試合はこのまま終了し、浦和が大逆転でACLベスト4進出を決めた。


 浦和は準決勝で上海上港(中国)との対戦が決定。ファーストレグは9月27日にアウェイで、セカンドレグは10月17日にホームで行われる。


【スコア】

浦和レッズ 4−1(2戦合計:5−4) 川崎フロンターレ


【得点者】

0−1 19分 エウシーニョ(川崎フロンターレ)

1−1 35分 興梠慎三(浦和レッズ)

2−1 70分 ズラタン(浦和レッズ)

3−1 84分 ラファエル・シルバ(浦和レッズ)

4−1 85分 高木俊幸(浦和レッズ)