大宮アルディージャが5日、伊藤彰監督と松本大樹強化本部長の解任を発表した。


 大宮は明治安田生命J1リーグで3試合を残して5勝9分け17敗で降格圏の17位。クラブは降格圏脱出を目標にし、5月には成績不振で渋谷洋樹監督を解任し、伊藤監督を就任させていた。しかし、同監督の下で大宮は18試合で3勝8分け7敗と勝ち星を伸ばせなかった。大宮はリーグ戦残り3試合を残して成績不振のため伊藤監督の解任に踏み切ったと発表している。


 監督の後任には昨季J1年間王者の鹿島を率いた石井正忠氏、強化本部長の後任には2015年より同クラブの強化本部でスカウトを担当していた西脇徹也氏が就任すると発表した。


 伊藤監督はクラブ公式サイトを通じ「5月末の監督就任から約5か月が経過し、いまだにJ2降格圏にいることに、そして3試合を残してクラブを去ることに、本当に申し訳ない気持ちです。新体制の下で残り3試合を全員が一つになって戦い、J1残留を勝ち取ってくれることを心から願っています」とコメントを発表した。


 石井監督は2015年7月から2017年5月までJ1鹿島の監督を務め、2016年にはJ1年間王者、クラブW杯準優勝など輝かしい結果を残した。


 代表取締役の森正志氏は「伊藤監督には、チームを立て直すという強い思いで監督を引き受けていただき、力を尽くしていただきましたが、監督就任後の成績は明治安田J1の18試合で3勝8分7敗(勝点17)と、思うような結果につながっておりません。試合結果と試合内容を鑑み、残り3試合というタイミングではありますが、何としてもJ1に残留するために監督交代を決断しました」と公式サイトで説明している。