ブンデスリーガ第12節が17日に行われ、日本代表FW浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトと、MF香川真司の所属するドルトムントが対戦した。浅野は4試合ぶりのベンチスタート、香川は2試合連続の先発出場となった。


 試合は開始5分、思わぬ形で動いた。ドルトムントはマルク・バルトラとGKロマン・ビュルキが自陣エリア内で連携ミス。こぼれ球を拾ったチャドラック・アコロが無人のゴールに流し込んで、シュトゥットガルトが先制に成功した。


 反撃したいドルトムントは主導権を握るが、ミスも目立たち、ゴールが遠い。31分、マリオ・ゲッツェの絶妙スルーパスでジェレミー・トリアンがエリア内右に抜け出し、中央に走り込んだフリーの香川へグランダーのクロスを送るが、直前にDFにブロックされる。34分には香川の右サイドへの展開から、トリアンとパス交換したアンドリー・ヤルモレンコが折り返し、中央でゲッツェが右足ダイレクトシュートを放つが、これは相手GKロン・ロベルト・ツィーラーの好セーブに阻まれた。


 前半アディショナルタイムに入り、シュトゥットガルトは負傷したダニエル・ギンチェクを下げて、1トップに浅野を投入した。しかし直後にDFベンジャマン・パヴァールが自陣エリア内でハンドをとられ、PKを献上。ドルトムントはキッカーのアンドレ・シュールレが左隅を狙うが、読んでいたGKツィーラーにストップされる。それでも、いち早く詰めたマキシミリアン・フィリップが左足で押し込んで、同点ゴールを奪った。


 追い付かれたシュトゥットガルトは後半に入って51分、カウンターから勝ち越しに成功する。ベルカイ・オズジャンのロングパスでヨシプ・ブレカロがエリア内右へ抜け出す。並走した浅野が中央でフリーだったが、ブレカロはキックフェイントで相手DFをかわし、相手GKの股を抜くシュートでゴールネットを揺らした。


 再びリードを許したドルトムントは63分に香川を下げて、マフムド・ダフードを投入。一方のシュトゥットガルトは直後にチャンスを迎える。64分、浅野がオズジャンからのスルーパスでエリア内左に抜け出し、右足で狙うが、戻ったDFの懸命なタックルに阻まれ、シュートまで持ち込めない。


 71分には、サンティアゴ・アスカシバルからのロングパスに反応した浅野が、スピードを生かして右サイドを突破し、中央へクロス。オズジャンが右足ジャンピングボレーを放つが、シュートは枠を捉えられなかった。さらに浅野は80分、ゴール前で後方からのボールに右足ダイレクトボレーで合わせるが、シュートは惜しくもクロスバー上に外れた。


 試合はこのまま終了し、シュトゥットガルトが逃げ切って2−1で勝利。リーグ戦2試合ぶりの勝利で、ホーム無敗をキープした。一方、敗れたドルトムントは痛恨の3連敗を喫し、5試合白星から遠ざかる結果となった。なお、香川は先発で63分までプレー。浅野は前半アディショナルタイムから出場した。


 シュトゥットガルトは次節、24日にアウェイでハノーファーと対戦。ドルトムントは25日にシャルケをホームに迎え、“ルール・ダービー”に臨む。


【スコア】

シュトゥットガルト 2−1 ドルトムント


【得点者】

1−0 5分 チャドラック・アコロ(シュトゥットガルト)

1−1 45+3分 マキシミリアン・フィリップ(ドルトムント)

2−1 51分 ヨシプ・ブレカロ(シュトゥットガルト)