プレミアリーグ第19節で、アーセナルリヴァプールが対戦した。


 前半から激しくぶつかり合った両者は、互角の戦いを披露した。26分、試合が動く。カウンターで右サイドに抜け出したサラーがボールを持ち運び後ろから抜け出してきたコウチーニョへスルーパス。ボールはローラン・コシェルニーの足に当たり宙に舞うものの、走り込んだコウチーニョがヘディングでループ気味のシュートをゴールに沈めた。リヴァプールが先制に成功し、前半はリヴァプールのリードで折り返す。


 後半に入ると試合はさらに熱を帯びる。52分、カウンターで右サイドに流れたロベルト・フェルミーニョが中央を抜け出したサラーにスルーパス。ペナルティエリア手前中央でボールを受けたサラーは左足でシュートを放ち、ファーサイドに決めた。リヴァプールが追加点の奪取に成功。リードを広げた。


 試合はリヴァプールのペースになるかと思った矢先、アーセナルの“エース”が反撃の狼煙を挙げる。失点直後の53分、アーセナルが敵陣中央で鮮やかなパスワークを見せ右サイドに展開すると、エクトル・ベジェリンがクロスを供給。これに反応したのはA・サンチェス。マークの前に割り込みヘディングシュートをゴールに突き刺した。


 続く56分、右サイドでアレックス・イウォビがボールを受けると敵陣中央にいたグラニト・ジャカにパス。リヴァプールDFのプレスが甘いことを感じたジャカが迷わず左足を振り抜き強烈な無回転ロングシュートを放つと、ボールはリヴァプールGKシモン・ミニョレの手を押し切りゴールに吸い込まれた。アーセナルが同点に追い付いた。


 完全に波にのったアーセナルはさらに58分、エジルが敵陣中央でボールを受けると前線で身体を張るアレクサンドル・ラカゼットにくさびのパス。ラカゼットはボールをキープすると、裏に抜け出したエジルにヒールスルーパスを出す。完全にフリーでボールを受けたエジルがミニョレとの1対1を落ち着いて決め、約5分間でアーセナルが試合をひっくり返した。


 試合はその後一進一退の展開が繰り広げられる。そして71分、一瞬の隙をついてリヴァプールがチャンスをものにした。サラー、コウチーニョと敵陣中央でボールを回すと、ペナルティエリア手前でフリーになっていたフェルミーニョへパス。フリーで反転したフェルミーニョが左足でシュートを放つとアーセナルGKペトル・チェフが好セーブを見せる。しかし、チェフの弾いたボールはゴールに吸い込まれリヴァプールが試合を降り出しに戻した。


 その後はお互い譲らす試合は終了。大逆転劇を見せたアーセナルは掴みかけた勝ち点3が手から滑り落ち、リヴァプールは勝ち点1を持ち帰った。


【スコア】

アーセナル 3−3 リヴァプール


【得点者】

0−1 26分 フィリペ・コウチーニョ(リヴァプール)

0−2 52分 モハメド・サラー(リヴァプール)

1−2 53分 アレクシス・サンチェス(アーセナル)

2−2 56分 グラニト・ジャカ(アーセナル)

3−2 58分 メスト・エジル(アーセナル)

3−3 71分 ロベルト・フェルミーニョ(リヴァプール)