とびうお座の方向約5500万光年先に位置する「NGC 2442」は非対称の2つの渦状腕を持つ中間渦巻銀河です。

「NGC 2442」の中心領域と上部の腕をクローズアップしたこの画像は、1999年に観測された超新星を研究するために2006年に撮影されたものです。また「NGC 2442」の全体像を捉えた画像では美しいS字の渦状腕を確認することができます。

MPG/ESO 2.2メートル望遠鏡で捉えたNGC 2442(Credit:ESO)

ESOなどで「肉づりフック」と表現されるこの独自の形状は、過去に発生した銀河の遭遇、接近がもたらした結果であることが、渦状腕に沿って見られるピンク色の活動的な星形成領域から分かります。

それにしても「S字フック」や「釣り針」などで表現可能なこの形を「肉づりフック」と例えるのはなかなかユニークな発想ですね。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ2「WFPC2」と掃天観測用高性能カメラ「ACS」の5つの異なる波長を用いて捉えられ、2011年5月に公開されました。

 

Image Credit:NASA / ESA
https://www.spacetelescope.org/images/heic1108a/