スペースX社は現地時間6月8日、フロリダ州にあるケープカナベラル宇宙軍基地第40番発射台からファルコン9ロケットを打ち上げました。このミッションは「SXM-8 Mission」と呼ばれ、ラジオ放送衛星「SXM-8」の打ち上げを行いました。SXM-8衛星は、アメリカのラジオサービス「Sirius XM(シリウスXMラジオ)」で使用される通信衛星です。衛星の製造はMaxar Technologies社です。

現地時間真夜中に打ち上げられたファルコン9ロケット(Credit: SpaceX Twitter)

【▲ 現地時間真夜中に打ち上げられたファルコン9ロケット(Credit: SpaceX Twitter)】

ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられたファルコン9ロケットは、発射2分後に第一段機体と第二段機体の分離に成功。第一段機体は、発射8分45秒後に大西洋上に待機するドローン船「Just Read the Instruction」に着陸しました。今回使用された第一段機体は、スペースXとNASAが行う民間有人宇宙ミッションCrew-1(2020年11月)とCrew-2(2021年4月)で使用されたものです。

衛星は打ち上げから約32分後、静止トランスファ軌道(GTO)への投入に成功したということです。今後数週間で、衛星に装着されているエンジンを使用し、静止軌道へ移動します。

なお昨年12月にはSXM-7衛星が打ち上げられました。しかしSirius社と衛星の製造を行うMaxar Technologies社は、搭載機器の一部が故障したと発表しました。なお詳細は明らかになっていません。

 

Image Credit: SpaceX Twitter
Source: SpaceX/Space News/Spaceflight Now
文/出口隼詩