ヴァージン・ギャラクティック創業者のリチャード・ブランソン氏(Credit: Virgin Galactic YouTube)

【▲ ヴァージン・ギャラクティック創業者のリチャード・ブランソン氏(Credit: Virgin Galactic YouTube)】

7月11日に宇宙旅行を成功させた米ヴァージン・ギャラクティックですが、同社はチャリティー募金プラットフォームのOmazeと提携し、宇宙旅行のチケットを2枚無料で抽選により提供すると発表しました。

ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行では、空中で母船「ホワイトナイト2」から切り離される宇宙船「スペースシップ・ツー」で高度100km以上を目指します。そして乗客は数分間の微重力を体験したり、あるいは丸い水平線や漆黒の宇宙、輝く太陽を眺めたりすることができるのです。

そして今回の提携では、2022年初頭に打ち上げられる宇宙旅行が対象となります。コンテストの参加費用は必要ありませんが、18歳以上であること、参加にあたり各国の規制をクリアしていること、新型コロナウイルスの予防接種を受けていることなどの条件が存在します。

さらにコンテストの受賞者2名と小児がんを克服した人には、米スペースXの宇宙船「クルードラゴン」による年内の地球軌道への飛行ミッション「Inspiration4」に、大富豪のジャレッド・アイザックマン氏と一緒に参加することになります。

ヴァージン・ギャラクティックは2004年から商業宇宙旅行の提供を目指しており、以前にはその座席が25万ドル(約2700万円)で販売されました。一方でライバルの米ブルーオリジンも「ニューシェパード」による宇宙旅行を計画しており、今後の宇宙旅行の値下げに期待したいものです。

ヴァージン・ギャラクティックの飛行試験「Unity 22」の様子(Credit: Virgin Galactic)

【▲ ヴァージン・ギャラクティックの飛行試験「Unity 22」の様子(Credit: Virgin Galactic)】

 

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Image Credit: Virgin Galactic
Source: Space.com
文/塚本直樹