【▲ 棒渦巻銀河「M66」(NASA, ESA and the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration; Acknowledgment: Davide De Martin and Robert Gendler)】

【▲ 棒渦巻銀河「M66」(NASA, ESA and the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration; Acknowledgment: Davide De Martin and Robert Gendler)】

こちらの銀河は、しし座の方向にある棒渦巻銀河「M66」です。近くにある「M65」や「NGC 3628」と合わせて「しし座の三つ子銀河」とも呼ばれています。

M66とM65は、1780年に天文学者「シャルル・メシエ」によって発見され、1784年に天文学者「ウィリアム・ハーシェル」がNGC 3628を発見しました。3つの銀河は、互いに重力を及ぼし合う「相互作用銀河」です。M66は、非対称の渦巻腕(渦状腕)や銀河の中央から少しずれている銀河核が特徴で、重力による相互作用の影響によって歪んだ形をしています。

この画像は「ハッブル」宇宙望遠鏡に搭載されている「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」を使って取得されたもので、可視光線と赤外線データをもとに、銀河の詳細がわかりやすく見えるように加工されているだけでなく、実際に見える色が再現されているとのことです。(NASA科学者)

また、同じ銀河でも他の波長データを使い別の目的で作成された銀河の画像は、全く異なる姿に見えることがあります。例を挙げると、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が2022年5月に「パープルヘイズ(Purple haze)」として、変わった色彩のM66を紹介しています。

関連:"紫色のもや"をかかえた「パープルヘイズ」銀河(M66)

【▲VLT搭載の「MUSE」を用いて捉えられたNGC 3627(M66)(Credit: ESO / PHANGS)】

【▲「パープルヘイズ(Purple haze)」として紹介されたM66(Credit: ESO / PHANGS)】

冒頭の画像は欧州宇宙機関(ESA)からは2010年4月8日に公開されており、アメリカ航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡Twitter公式アカウントが2022年9月1日付で改めて紹介しています。

Fast facts on this #HubbleClassic image of M66! ⬇️

Object: spiral galaxy

Distance: 35 million light-years

Constellation: Leo

Wavelengths: visible & infrared

Discover more at: https://t.co/mKwfxPD1tM pic.twitter.com/C5Luh8Zihq

— Hubble (@NASAHubble) September 1, 2022

【▲「しし座の三つ子銀河」。右下はM66、右上はM65、左はNGC 3628(Credit: Ignacio Diaz Bobillo) 】

【▲「しし座の三つ子銀河」。右下はM66、右上はM65、左はNGC 3628(Credit: Ignacio Diaz Bobillo, NASA) 】

 

Source

Image Credit: NASA, ESA and the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration; Acknowledgment: Davide De Martin and Robert Gendler NASA - Messier 66

sorae編集部