5選手が計9度の本塁打王に輝く

プロ野球の2020年シーズンもいよいよ終盤戦。ペナントの行方とともに気になるのが個人タイトル争いだ。

1950年の2リーグ分立以降で個人タイトルを獲得した選手数を球団別に調べてみた。本塁打王は下表の通りとなっている。

本塁打王獲得選手数ランキング


本塁打王のタイトルを獲得した選手が最も多い球団は中日と日本ハム。広島は阪神と並んでセ・リーグ5位の5人となっている。今回は広島の歴代本塁打王を振り返ってみたい。

4度タイトルの山本浩二、三振かホームランのランス

広島で初めて本塁打王に輝いたのが「ミスター赤ヘル」山本浩二だった。

広島の歴代本塁打王


田淵幸一、富田勝とともに「法政三羽ガラス」と呼ばれ、1968年ドラフト1位で広島入り。初の本塁打王は10年目の1978年、44本塁打を放った。さらに1980年に44本、翌1981年も43本でタイトル獲得。この年まで5年連続40本塁打以上をマークしている。

1983年には36本で4度目の本塁打王。引退まで広島一筋で歴代4位の通算536本塁打を放ち、打点王にも3回、首位打者にも1回輝いている。

山本浩二が引退したため大砲候補として来日したのがランス(リック・ランセロッティ)だった。1987年、三振かホームランというプルヒッターは39本塁打でタイトル獲得。ただ、三振もリーグトップの114、打率.218という確実性の低さから翌年シーズン途中に退団となった。

江藤智は二冠王、新井貴浩は43発、エルドレッドも

江藤智は関東高(現聖徳学園高)から1988年ドラフト5位で広島入団し、1993年に34本塁打で初タイトル。1995年には39本、106打点で二冠王に輝いた。1999年オフにFAで巨人移籍し、逆に2006年にはFAで加入した豊田清の人的補償で西武に移籍。2009年に引退するまで通算364本塁打をマークした。

駒澤大から1998年ドラフト6位で入団した新井貴浩は、2005年に43本を放って本塁打王。阪神時代の2011年には打点王も獲得し、広島に復帰後の2018年に引退するまで通算387本塁打を放っている。

ブラッド・エルドレッドは2012年のシーズン中に広島入団。2014年に37本塁打でタイトル獲得した。広島在籍7シーズンで通算133本塁打。広島市内を自転車移動するなど親しみやすい人柄でファンに愛された助っ人だった。

現在、「6人目」に最も近いのは鈴木誠也だろう。ホームランダービー3位の24本塁打を放っており、初のキングへ逆転なるか注目される。

【関連記事】
・岡本和真が狙う本塁打王、巨人の歴代キングは何人?【タイトル獲得選手数ランキング】
・大山悠輔は6人目なるか?阪神の歴代本塁打王はセ最少【タイトル獲得選手数ランキング】
・中日の歴代本塁打王は最多10人【タイトル獲得選手数ランキング】