5選手が計13度の首位打者に輝く

プロ野球の2020年シーズンも残りわずか。気になるのが個人タイトル争いだ。

1950年の2リーグ分立以降で個人タイトルを獲得した選手数を球団別に調べてみた。首位打者は下表の通りとなっている。

首位打者獲得選手数ランキング


首位打者のタイトルを獲得した選手が最も多い球団はロッテ。オリックスはパ・リーグ4位の5人が計13度の首位打者に輝いている。今回はオリックスの歴代首位打者を振り返ってみたい。

阪急時代にレインズ、加藤秀司、ブーマー

2リーグ分立後に初めて首位打者に輝いたのは阪急時代のラリー・レインズだった。

オリックスの歴代首位打者


1953年に来日したレインズは61盗塁をマークしてタイトル獲得すると、翌1954年に打率.337で首位打者に輝いた。いったん帰米してインディアンスでプレーし、1962年に阪急に再入団。しかし、73試合の出場で打率.252に終わり、1年で解雇された。

PL学園から松下電器を経て1968年ドラフト1位で阪急入りした加藤秀司は、1973年に打率.337、1979年には.364で2度の首位打者に輝いた。ほかにも打点王を3度獲得するなど通算2055安打をマーク。通算打率.2972は4000打数以上の選手でNPB歴代28位となっている。

ブーマー・ウェルズは外国人として初めて三冠王に輝いた名助っ人だ。1984年、打率.355、37本塁打、130打点をマークして優勝に貢献、MVPに輝いた。球団名がオリックスに変更された1989年には打率.322で2度目の首位打者獲得。NPB通算打率.317は、4000打数以上の打者で歴代5位となっている。

イチローは7年連続、2014年に糸井嘉男も

イチローは説明の必要もないだろう。愛工大名電からドラフト4位で入団して3年目の1994年、当時新記録の210安打を放って打率.385で首位打者。そこから7年連続首位打者に輝き、他にも多くのタイトルを獲得した。

NPB9年間の通算打率は.353。4000打数未満(3619打数)のためNPBの通算記録には入っていないが、トップの青木宣親(.325)を大きく上回っている。

近畿大から2003年自由獲得枠で日本ハム入りした糸井嘉男は、2013年に木佐貫洋、大引啓次、赤田将吾との3対2の交換トレードで、八木智哉とともにオリックス移籍。2014年に打率.331で首位打者のタイトルを獲得した。

2016年には53盗塁で盗塁王にも輝き、同年オフにFAで阪神移籍。NPB通算打率.3001は、4000打数以上の打者で歴代23位となっている(11月3日現在)。

2020年は吉田正尚がパ・リーグの打率トップをキープしている。球団6人目の首位打者は目前だ。

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