日本代表メンバー、FWは大迫と浅野で変更なし

サッカー日本代表は5月28日のワールドカップ(W杯)カタール2022アジア2次予選のミャンマー戦を10-0で勝ち、最終予選進出を決めた。残るアジア2次予選2試合とキリンチャレンジカップ2021の2試合に臨むため、新たに日本代表メンバーが発表された。

日本代表メンバーⒸSPAIA


吉田麻也(DF)、酒井宏樹(DF)、遠藤航(MF)、中山雄太(DF)・冨安健洋(DF)・橋岡大樹(DF)・菅原由勢(DF)・板倉滉(MF)・三好康児(MF)・遠藤渓太(MF)・堂安律(MF)・久保建英(MF)の合計12人はU-24代表(五輪代表)へ合流した。

国内組として追加招集されたのは、権田修一(GK)・佐々木翔(DF)・谷口彰悟(DF)・昌子源(DF)・山根視来(DF)・中谷進之介(DF)・小川諒也(DF)・古橋亨梧(MF)・川辺駿(MF)・坂元達裕(MF)の10人。FWの2枠は大迫勇也と浅野拓磨で変更がなかった。

森保ジャパンの戦略と戦術に必要となってくるクレバーな鈴木優磨

森保監督は4-2-3-1のフォーメーションの中で、個々の選手の役割を決めた上で裁量を持たせ、シナジー効果を発揮できるようなチーム作りをしている。そのためにボランチでボールを奪ったら素早くシャドー・サイドハーフへ細かく繋ぎ、ゴールまで連動していく戦術を実践して結果を出している。

大迫勇也は得点力はあまり目立たないもののキープ力やポストプレーのセンスがずば抜けており、FWだけでなく複数のポジションを器用にこなせるユーティリティさで森保監督から絶大な信頼を得ている。大迫に代わる器用なFWはなかなか見当たらない。

もう一人、A代表のFW枠に入っている浅野琢磨は、50メートルを5.9秒で駆け抜けるスピードが武器。欧州一部リーグで2020-21シーズンに日本人最多得点を挙げており、抜群の得点感覚を持っている。厳しい状況からでもガンガン前に出て相手の裏を取り、ゴールを量産するタイプだ。

このFW2枠の争いに割って入れるとすれば、2020-21シーズンにベルギーで17ゴールをマークした鈴木優磨(シント=トロイデン)以外いないのではないだろうか。鈴木の活躍はビッククラブからも一目置かれており、2021-22シーズンはトルコの強豪クラブへの加入が報じられている。

鈴木は、大迫のようにチームの勝利のためのポストプレーや、ゴール前での泥臭さ、的確なポジショニングを武器にするクレバーさを持ちながら、気持ちを前面に出したオラオラタイプのプレーが魅力だ。

相手の隙をつくポジション取り、緩急をつけたドリブル、ペナルティ内で絶対的な強さを持つ鈴木のプレーは、チームの雰囲気をガラッと好転させる力があり、相手が強くなるほど重要な意味を持つだろう。

森保監督も鈴木優磨の招集の可能性に言及

いつかはプレミアリーグなどの5大リーグで2桁得点を取れる選手になりたいと目標を掲げる鈴木は、まだ日本代表でプレーした経験はない(2018年にメンバー選出されたが怪我で離脱)。

以前に鈴木優磨と森保監督の確執が報じられたが、時が経ち森保監督は鈴木優磨の日本代表への招集について含みのある発言をしている。

7大会連続のW杯出場のために、森保ジャパンで鈴木優磨が活躍する姿を待ち望んでいるのは私だけではないだろう。強豪になるほどフィジカルだけでは勝てなくなる。大迫のポストプレーと浅野の突破力を併せ持つクレバーな鈴木の存在は、日本代表にとって必要不可欠な存在ではないか。鈴木優磨が日の丸を背負って活躍する姿を見てみたい。

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