4勝どまりも防御率はリーグ3位の田中

楽天・田中将大とソフトバンク・和田毅インフォグラフィック


開幕前の予想では優勝を争うと見られていた楽天(3位)とソフトバンク(4位)の対決が、パ・リーグのクライマックスシリーズ進出をかけたサバイバルゲームの様相を呈してきた。今日20日(楽天生命パーク)は田中将大と和田毅の実力者2人が先発する。

今季から楽天に復帰した田中は17試合に登板して4勝5敗。勝ち星には恵まれていないが、防御率はリーグ3位の2.82、QS(6回以上自責点3以内)13回と安定感は十分だ。

ストライクゾーンを9分割したSPAIAのデータでは、右打者の40.1%が外角低め。左打者も49.1%が低めに集まっている。パ・リーグ2位の与四球率1.64をマークしている制球力で大崩れはない。多彩な球種の中で最も多投しているスライダーは、被打率.158と優秀な数字を残している。

ソフトバンク戦の登板は7月13日の1試合だけだが、7回1失点で勝ち投手となった。ベテラン和田を向こうに回す老獪な投球で、眼下の敵を蹴落としたい。

ベテランの意地を見せたい和田

一方、借金4となり後のないソフトバンク。和田は今季17試合に登板して5勝6敗、防御率4.38の成績を残している。

楽天戦は3試合に登板して1勝1敗、防御率5.28。6月27日の対戦では浅村栄斗に一発を浴びている。相手先発が田中で味方の大量援護は期待できないため、十分な警戒が必要だろう。

現在日米通算148勝の40歳。松坂大輔が引退を表明し、松坂世代の「ラストサムライ」となるだけにベテランの意地を見せたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・石川雅規−広島・森下暢仁(神宮)
DeNA・F.ロメロ−中日・小笠原慎之介(横浜)

【パ・リーグ】
日本ハム・河野竜生−ロッテ・石川歩(札幌ドーム)
オリックス・本田仁海−西武・髙橋光成(京セラドーム大阪)

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