連敗ストップをエースに託す

巨人・菅野智之とDeNA・ロメロのインフォグラフィック


3位・巨人が正念場を迎えている。敵地・バンテリンドームで中日にまさかの3タテを喫し、現在5連敗中。首位ヤクルトとは5ゲーム差とリーグ3連覇へ黄色信号がともった。

今日の先発は菅野智之。ここまで15試合に先発して5勝7敗、防御率3.53と絶対的エースらしからぬ数字が並ぶ。ただ、前半戦こそ状態がなかなか上がらなかったが、9月に入って5試合中3試合でHQS(7回以上自責点2以下)を記録するなど、ようやく本来の投球を取り戻しつつある。

前回登板した9月25日の阪神戦では8回途中117球6安打3失点。打線が髙橋遥人の前に沈黙し手痛い敗戦となったが、これで3試合連続QS(6回以上自責点3以下)と菅野自身の状態が安定しつつあるのは好材料だ。

DeNA相手には今季3試合に先発して1勝1敗、防御率4.66。9月7日の対戦時には5回途中7安打7失点でKOされた。DeNAは2試合連続でヤクルトに打ち勝ってきており、ただでさえ手強い打線が勢いにも乗っている。チームとして負けられない状況の中、エースとしての真価が問われる登板となりそうだ。

後半戦3勝負けなしと好調のロメロ

一方、DeNAの先発ロメロは、ここまで10試合に先発して3勝2敗、防御率3.17。前半戦こそ未勝利に終わったが、東京五輪によるシーズン中断期間が明けた後半戦から見違えた投球を見せている。

5試合に先発して3勝0敗、防御率1.60。9月に入ってからは3連勝と勢いに乗る。前回登板した9月20日の中日戦では、9回6安打無失点。4度併殺打を打たせるなどテンポよく試合を運び、107球で来日初完封勝利を飾った。

巨人戦には2度先発して1勝0敗、防御率2.13。いずれも後半戦に対戦して5.1回1失点、7.1回2失点と、持ち前の打たせて取るピッチングで打者を翻弄した。ただ、左打者の被打率が.303と苦手としている。巨人打線でも亀井善行に.667、大城卓三に.500と打たれており、今回の対戦でも注意が必要だ。

7連敗していたチームもヤクルトに連勝し、状態が上向きつつある。CS進出は絶望的だが、1つでも上の順位でシーズンを終えるためにも、チームを加速させるような投球を披露したい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・伊藤将司−中日・笠原祥太郎(甲子園)
広島・大瀬良大地−ヤクルト・原樹理(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・立野和明−西武・與座海人(札幌ドーム)
楽天・則本昂大−ロッテ・二木康太(楽天生命パーク)
オリックス宮城大弥・−ソフトバンク・石川柊太(京セラドーム大阪)

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