広島勢の投打独占は2006年7月度の黒田博樹、栗原健太以来

プロ野球の9月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは床田寛樹と鈴木誠也の広島勢、パ・リーグは山本由伸(オリックス)と柳田悠岐(ソフトバンク)が受賞した。

初受賞の床田は4試合に登板して3勝、防御率0.93。9月21日の巨人戦では自身初の完封勝利をマークした。9月に4勝を挙げた中日・松葉貴大よりも1試合平均で長い投球回を投げたことが評価され、広島の投手では2020年10、11月度の森下暢仁以来の受賞となった。

鈴木は7、8月度に続き2カ月連続2度目の受賞。9月は6試合連続本塁打を含む13本塁打、22打点、打率.381と文句のない成績だった。長打率.917、出塁率.500をマークし、広島では2011年8月度、9月度の栗原健太以来となる2カ月連続受賞。広島の投打ダブル受賞は2006年7月度の黒田博樹、栗原健太以来となった。

山本由伸は3連続、柳田は第3子に捧げる8度目受賞

オリックスの山本は6月度、7、8月度に続き、3連続で4度目の受賞。9月は4試合で4勝、防御率0.90、34奪三振と完璧な成績だった。3連続受賞は2013年7月度の楽天・田中将大(この年5カ月連続受賞)以来パ・リーグで2度目の快挙となった。

ソフトバンクの柳田は2020年10、11月度以来8度目の受賞。9月は打率.358、4本塁打、14打点、長打率.617、出塁率.4468をマークした。

9月17日には第3子となる男児が誕生。オンライン会見では「子供のおかげですね。なかなか満足には面倒を見られないけど、少しの時間でも抱っことかできれば幸せを感じる」と目尻を下げた。

チームは苦しい戦いが続いているが、「逆境でもなんとか頑張ろうと思っている。最後まで厳しい中で戦って自分の成長につなげていきたい」と本塁打王や最多安打(ともにパ・リーグ2位)のタイトルにも意欲を見せた。

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