昨季は1勝11ホールド、防御率2.18の津森宥紀

日本シリーズ4連覇中だったソフトバンクは昨季まさかの4位に終わった。藤本博史新監督が就任し、巻き返しを期す2022年。期待のかかる年男が津森宥紀だ。

東北福祉大から入団2年目の昨季は45試合に登板して1勝11ホールド、防御率2.18の好成績。サイドハンドから投げ込む平均148.1キロの切れ味抜群のストレートで貴重な中継ぎとしてフル回転した。

推定年俸は1300万円から3000万円にアップ。オフには中日からFAで同じ右サイドスローの又吉克樹が加入した。通算400試合登板の31歳以上に存在感を示すために新球フォークボールの習得にも取り組んでおり、並々ならぬ意気込みを示している。

ソフトバンク津森宥紀のインフォグラフィック

2019年ドラ1佐藤直樹、6年目を迎える九鬼隆平

意気込みという点では2019年ドラフト1位の佐藤直樹も相当だろう。2年目の昨季は25試合に出場したものの9打数無安打5三振。いまだプロで1安打も記録していない。

1年目は二軍で打率.229、昨季は二軍で打率.248と数字の上では成長の跡を示した。二軍監督だった藤本博史監督が一軍の指揮官となり、自身も一緒に一軍で大暴れしたい。

秀岳館高から入団6年目を迎える九鬼隆平も1998年生まれの年男。2020年にプロ初本塁打を放って覚醒間近を感じさせたが、昨季は3試合出場にとどまった。

捕手として甲斐拓也の牙城を崩すのは難しいとはいえ、打撃センスは高いだけに一皮むけた姿が見たいところだ。

ベテラン明石健志も年男

プロ19年目を迎える明石健志も1986年生まれの寅年だ。昨季は57試合に出場して打率.202。ペナントを奪回するためにはベテランの経験が必要になる時が必ず来る。節目の1000試合出場まで「あと14」に迫っており、今季も勝負強い打撃に期待がかかる。

昨季4位とはいえ、戦力は強大なソフトバンク。黄金時代を継続するためには2年続けてペナントを逃す訳にはいかないだろう。藤本新監督が二軍で手塩にかけてきた年男が一軍で活躍できるかどうかは、ひとつのカギと言えそうだ。

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