前回は8回2失点ながら負け投手となった山本由伸

ソフトバンク石川柊太とオリックス山本由伸のインフォグラフィック


佐々木朗希が完全試合を達成して以来、しばらくはパ・リーグの話題を全てさらわれたような状態だったが、オリックスの山本由伸が日本球界最高レベルの投手であることに疑いの余地はないだろう。

今季は5試合に登板して3勝1敗、防御率1.22。開幕3連勝を飾り、昨年5月28日のヤクルト戦から18連勝となったが、連勝ストップしたのが4月19日のソフトバンク戦だった。今回と同じ石川柊太との投げ合いとなり、山本は8回2失点と十分な内容だったが、味方打線が1点も取れず完封負けを喫した。

26日の日本ハム戦でも7回2失点とHQS(ハイクオリティスタート=7回以上2失点以内)だったものの、打線の援護に恵まれず勝ち負けはつかなかった。昨年の本塁打王・杉本裕太郎が不振でチーム打率は12球団ワーストの.209だが、ここに来て吉田正尚が急激に調子を上げており、前回のようなことはないかも知れない。

開幕直後は出遅れたものの、勝率5割で3位まで持ち直したオリックス。エースが前回の雪辱を果たして白星をゲットできればチームにも勢いがつくだけに、2位ソフトバンクを撃退して5月反攻につなげたい。

防御率0.87の石川柊太

ホームで迎え撃つソフトバンクの先発・石川柊太は、今季4試合に登板して2勝0敗、防御率0.87。4月5日のオリックス戦で右足首の違和感を訴えて1回で降板し、翌6日に登録抹消されたが、19日のオリックス戦で復帰すると7回2安打10奪三振無失点で山本由伸に投げ勝った。

前回4月26日の西武戦でも5.2回無失点で勝ち投手となっており、中6日空けて今季3度目のオリックス戦となる。ただ、吉田正尚が復調し、抹消されていた宗佑磨も復帰して5試合連続安打を継続中。前回より細心の注意が必要だろう。

ソフトバンクはクローザーの森唯斗が抹消中で、代役のモイネロも4月30日の楽天戦で9回に4点リードを守れず、チームは延長11回サヨナラ負け。リリーフ陣に一抹の不安を抱える現状では、先発・石川に粘り強い投球が求められる。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・F.ロメロ−中日・小笠原慎之介(横浜)
阪神・西勇輝−ヤクルト・小川泰弘(甲子園)
広島・床田寛樹−巨人・赤星優志(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之−楽天・田中将大(札幌ドーム)
西武・佐藤隼輔−ロッテ・小島和哉(ベルーナドーム)

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