抜群の手応え

先週末は土曜日に京都新聞杯(GⅡ・芝2200m)、日曜日にNHKマイルC(GⅠ・芝1600m)と新潟大賞典(GⅢ・芝2000m)の3重賞が行われた。AI予想エンジンKAIBAが本命に推奨した馬たちの結果はどうだったのか。

3歳マイル王を決める戦い、NHKマイルCでAIが本命に推奨したのはダノンスコーピオン。「前走1番人気」「前走芝1600m」「中3週以内」「栗東所属騎手」という好データに着目した。

ジャングロが出遅れ。スタート後は3頭がハナ争いを繰り広げ、最終的にトウシンマカオが前半800mを45.6というペースで逃げた。

大外枠からスタートしたダノンスコーピオンは7番手を追走。4角から直線に向くあたりでは抜群の手応え、前を射程圏に入れたポジションをキープしていた。

トウシンマカオが馬場の内をあけ直線の進路を取ったことで、各馬横に広がる形での攻防となった。そんな中を川田将雅騎手の激しいアクションに応え、馬群の真ん中を通って一気に伸びたダノンスコーピオン。

残り100mで先頭に立ち、押し切りを図ったところに大外からマテンロウオリオンが強襲。ゴール前は接戦となったが、クビ差凌ぎ切りGⅠ初制覇を飾った。3着には最低人気のカワキタレブリーが入るという波乱の決着。予想は◎▲で馬単48.2倍が的中となった。

先行馬にはきつい展開

賞金を加算し、日本ダービー出走を手繰り寄せるはどの馬か──。京都新聞杯の本命は「前走大寒桜賞」「短期免許騎手」「前走芝・重×関西馬」というデータに該当したブラックブロッサムだった。

10番枠からスタートし、レーン騎手は内の各馬の様子を伺いながら3番手につける競馬を選択。先手を奪ったのはメイショウラナキラだったが、ペースを落とすことができず1000mまでのラップは12.5-10.9-10.6-12.1-12.1(58.2)と流れたため、先行馬にとってはきつい展開となった。

4角で後方にいたヴェローナシチーが捲っていき、先頭で直線へ。内でブラックブロッサムも食い下がったものの、苦しくなり5着に終わった。

そのヴェローナシチーが押し切りを図るかと思われたところに、一完歩ずつ差を詰めてきた岩田望来騎手騎乗のアスクワイルドモア。最後はきっちり差し切り、2:09.5という日本レコードで重賞初制覇を飾った。

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


3着には4角最後方から追い込んだボルドグフーシュが入り、8番人気→7番人気→5番人気で決着した。

ゴール前は3頭による混戦

開幕週の新潟競馬場を舞台に行われた新潟大賞典の本命は、カイザーバローズ。「前走3勝クラス」「ディープインパクト産駒」をはじめとした複数のデータを信頼しての推奨となった。

カイザーバローズはダッシュがつかず中団よりやや後方の位置に付け、レースはアルサトワが1000mを58.5というペースで逃げた。長い外回りコースの直線に向くと各馬はずらっと横に広がり、カイザーバローズは外から進出開始。

ゴール前は4角5番手だったレッドガランと8番手だったヤシャマルを加えた3頭による混戦となったが、トップハンデ57.5kgを背負ったレッドガランがクビ差で勝利。カイザーバローズが2着、3着にヤシャマルが入り、▲◎の馬連55.7倍が的中した。

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