一貫性ない優勝馬

今週日曜には2022年安田記念が行われる。ドバイターフでまさかの大敗、国内で巻き返したいシュネルマイスターを始め、4連勝で勢いづくイルーシヴパンサー、ソウルラッシュ、牝馬ファインルージュやレシステンシアも参戦し、バラエティに富んだメンバー構成。ローテーションに見られる特徴を探る。

安田記念、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年で前走レース別の勝利数を見る。京王杯SC、高松宮記念、ダービー卿CTが2勝、マイラーズC、天皇賞(秋)、ドバイデューティーフリー(現・ドバイターフ)、安土城Sが各1勝。2勝を挙げる京王杯SC組も母数の多さを考えれば強調できず、正統なステップがない、混沌の様相を呈している。

「なんでもあり」と言ってしまえばおしまいなのだが、2点気になるデータを。

まず中2週となるヴィクトリアマイル組は【0-4-0-11】。率自体は悪くないが、昨年グランアレグリア、一昨年アーモンドアイが圧倒的人気で2着に敗れた。出走15例のうち、アエロリットの2着2回と、15年メイショウマンボ(17着→14着)以外は全て前走より着順を落としている。連戦と相手強化で上がり目は乏しく、2着馬ファインルージュを3着候補のヒモに入れる程度か。

もう1点、「前走国内GⅠで1着」の馬は【1-2-2-2】で複勝率71.4%。特に最初のコーナー3番手以下から勝っていた5頭は、全て安田記念で馬券に絡んでいる。今年、これに該当するのはフェブラリーS勝ち馬カフェファラオと、高松宮記念勝ち馬ナランフレグ。それぞれ芝への対応、距離延長という不安要素はあるが、人気がないようなら不安に目をつぶって買うのも悪くないだろう。



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